子どもを塾に通わせる目的として「いい学校に進学させたい!」、そう思われる方も多いのではないでしょうか。

そこで避けて通れないのは「受験」です。
多くの保護者の方々が、一度は頭に浮かべるのがお金に関する疑問。
受験にかかる費用の中でも多くの割合を占める「塾の費用」に注目しました。


【今や珍しくなくなった小学校受験】

小学校受験というと、お金持ちの子どもが通うというイメージがありますが、実際、私立の小学校、国立の小学校に入るためにはいくら必要なのでしょうか?
小学校を受験するとなると、通常「幼児教室」と呼ばれる塾に最低1年、早く準備にとりかかるなら3~4年通うことになります。
ひとくちに幼児教室といっても英会話や音楽を専門とするところ、知育を目的とするところなど様々なタイプの教室がありますが、なかでも「お受験」に目的をフォーカスした教室は費用が高め。
入学金に約3~4万円、授業料が年間20~30万円、施設使用料として5,000円、その他に夏期や受験直前の特別授業で3万円、模擬試験代に1万円…など、トータルで考えると結構な金額になってしまいます。
小さな子どもが対象だからといって決して侮れないのが幼児教室の費用なのです。

◆塾代とは別にかかる費用も!

実際に受験をするとなると、塾とは別に費用がかさむのもお受験の特徴。
まずは受験そのものにかかる受験料。
受験する学校によっても異なりますが、1校あたり3~5万円程度が相場です。複数の学校を受験するとなると10万円を超えてきます。
小学校受験では、面接がある場合がほとんどですので、面接官に好印象を持ってもらうための「お受験服」も必要になります。
スーツに靴にバッグに…と親子で一式揃えるとなると、こちらもゆうに10万円を超えてしまいそうですね。
細かいところでは願書に添付する写真代もかかります。
街で見かけるインスタントの証明写真を使うわけにはいきませんから、ちゃんとした写真館で撮影することになります。
現像代、複数の学校を受ける場合の焼き増し代も入れるとそれなりのまとまった金額になるかもしれません。
こうして見てくると、確かにお金持ちの子どもが通うというイメージがあるのも頷ける話ですね。


【首都圏では5人に1人が中学受験】

進学塾の「日能研」によると、2011年春に首都圏で中学受験をした子どもは6万人以上にも上る。
首都圏で小学校を卒業する子どもを約30万人としてざっくり計算すると5人に1人が中学受験をしていることになります。
近年、家計の状況は悪化傾向にありますが、それでも子供によい教育を受けさせたいと思うのが親心なのでしょうね。
中学受験といえば「塾」がつきもの。中学受験をしている家庭はほぼ例外なく塾のお世話になっているようです。
公立の小学校では習っていないことが入試で出題されるということもあり、塾に通わずに合格することは難しいという現実問題もあります。
つまり、中学受験を決意する=塾通いをスタートさせることになるというワケです。

◆中学受験をするための塾代はどれくらい?

では、気になる塾代はどれくらいかかるのでしょうか?
中学受験の場合、王道といえるのが小学3年生の2月頃から塾通いを始めるというパターン。
というのも、大手の有名進学塾の「中学受験コース」が軒並みこの時期にスタートするからです。
例えば、中学受験の大手である四谷大塚。4教科コースで4年生が月額3万1,500円、5年生になると3万9,900円、6年生になると5万400円。3年間フルで通った場合には、なんと146万1,600円にもなります。
この他にも入会金2万1,000円、4教科コースの教材費半年分が4年生で1万5,540円、5年生、6年生で1万9,530円などに加え、夏期講習や冬期講習、正月講習、志望校別の特訓講座、模擬試験代、合宿代など別途費用がかさみます。
「中学受験コース」のスタートと同時に塾に行くことを考えた場合、3年間で最低でも約200万円前後の出費は覚悟しておく必要がありそうですね


【高校受験対策の塾の費用は?】

文部科学省の統計によると、今や高校への進学率は90%を超えています。
これは裏を返すと、ほとんどの家庭で高校受験を経験することになり、このタイミングで塾デビューを果たすという家庭も多いということ。
では、高校受験のために塾に通うとすると費用はどのくらいかかるのでしょうか?
これは、本人の学力と志望校の難易度によってかなりの差が出てくるのが実情。
また、5教科をまんべんなく受講するのか、苦手科目のみ補うのかなど、どんなふうに塾を活用するのかによっても違ってきますね。

◆中学2年からの塾通いでトータル100万超え

・高校受験塾の大手「早稲田アカデミー」中学3年生対象コースの場合
英語・数学・国語の「特訓コース」が月額3万2,500円
「レギュラーコース」が月額2万4,000円
理科・社会が月額8,500円

もし、英語・数学・国語の「特訓コース」と理科・社会に通うとすると、月額4万1,000円。
ざっくりと計算すると、1年間で約50万円になります。
これに中学受験と同様、夏期講習や冬期講習、正月講習、志望校別の特訓講座、模擬試験代などが加わると1年間で60~80万円となる場合が多いよう。

ちなみに、地域にもよりますが、高校受験のための塾通いは中学2年生からスタートするのが一般的。
つまり、総額では100万円を超えるのもめずらしくないというワケです(2012年6月現在)。

高校受験で大切なのは、「我が家の家計ではこれくらい塾代にかけられる」という明確な「予算」を持つこと。
あらかじめ予算を持っていないと、あれもこれもといろんな講座を受講してしまいがち。
肝心の受験間近になってこれ以上、費用を捻出できないということになってしまわないように、親子で方針をよく話し合い、計画的に受講メニューをチョイスするようにしましょう。


いかがでしたでしょうか。ここに挙げた以外にも教育費としてかかるお金は様々。
子育てにかかる費用にはいくつかデータがありますが育て上げるのに2400万円が必要というデータも!驚きですね。

もちろん、どのぐらいを教育費にあてるのかは各家庭さまざま。
まずはしっかりと計画をたてて準備をすることも大切ですね。





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