「2人目不妊」という言葉。ここ数年で浸透してきました。
正式には続発性不妊という名称のようですが、こちらの通称の方がわかりやすいですよね。2人目不妊とは、1人子どもがいるけれども、もう1人と望んだ2人目をなかなか妊娠することができない状態です。

周りから「もう1人生まないの?」「1人っ子はかわいそうよ」という言葉をかけられることが多く、まだまだその気持ちを理解されることが少ない2人目不妊。その治療をする前に立ちはだかる壁についてまとめてみました。


<周りからの言葉>

先ほどの「もう1人生まないの?」という言葉もぐさっと突き刺さりますが、「そうね…そろそろ考えようかな」とうまくかわすこともできます。また、「1人いるからもういいじゃない。もう1人なんて贅沢よ」という慰めとも言えるこの言葉。
この言葉には逆に悩んでしまうママも多いかもしれません。自分の希望は贅沢なのかもしれない、こんなにかわいい子どもに1人恵まれているのに、これ以上また望むことはいけないのかもしれないと思ってしまうんですよね。
子どもを何人持ちたいかということはその人によって違います。
自分が1人っ子だったから、1人でいい、自分は弟がいたからもう1人欲しい、どれも間違いではないですし、それは自分の考えなので周りの方の意見に左右されたり、周りの人が決めることではありません。
でもなかなか授からないことに悩んでしまう…それが2人目不妊の悩み事その1です。

<不妊外来への通院>

2人目不妊の不妊治療。これがとても難しい問題です。というのも、不妊外来の多くは「お子様を連れての通院はご遠慮ください」というところなのです。もちろん当たり前でもあるのかなと思います。
不妊外来という診療科目なのに、子どもを連れていくのはデリカシーに欠けていますよね。
2人目不妊とはいえ、自分自身も不妊に悩んでいるママは納得できますが、では、どうしたらいいのでしょうか。
小さな子どもが家でお留守番できるわけでもなく、近くに両親や義父母が住んでいれば別ですが、その両親にも毎回お願いするのも申し訳ない、となると保育園や幼稚園にいれて不妊治療に通わなければいけません。
すぐにでも欲しいと思っても幼稚園にあがるまでと待ってしまうと4歳離れになってしまいます。もちろん、今は「2人目不妊専門外来」や託児所を併設しているクリニックもありますが、まだまだごく一部です。家の近所にあれば通いやすいですが、排卵前などは3~4日連続またはもっと続けて病院に行かなければいけないこともあります。
小さな子どもを連れて電車に乗って降りてバスなど気の遠くなる話です。そのため欲しいけれど、まだ病院にも行っていないのでなんで妊娠しないのかわからないという人も多いというのが現状です。

<ママ友との関係性>

1人目の子どもの友達であるママ友。子どもを連れて遊びに行ったり、頻繁に会うようになって仲良くなったのに、そのママ友の妊娠を聞いて嫉妬してしまった、というのは意外とよくある話です。
もちろんママ友ではなくても、自分の友達からの妊娠報告は嬉しいはずですが、どこかでうらやましかったり、どうして自分だけ妊娠できないんだろう、というネガティブな気持ちを生みやすくなります。今まで通り会って話さないといけないのに、なんとなく会いたくなくなってしまうのは仕方がないことですよね。そんな周りとの関係性さえも悩みになってしまうのです。


「1人いるんだしね、もう諦めようかな」と思ってしまう人も多いかもしれません。1人目が大きくなってきて職場に復帰できれば、仕事に育児にと悩む暇もなく毎日が過ぎて行ってしまいます。
また、1人目が幼稚園に通ったりすると、園の行事や4年振りに子どもが幼稚園に行っている間の優雅な時間に浸ってしまい、「また育児をゼロからやり直すのは大変だし、もういいかな」と思ってしまう人も多いかもしれません。
もちろんそれでもいいのかもしれません。それもまた選択肢の1つです。まだまだあきらめたくない、と○○歳までは頑張ると決めるのもまた選択肢の1つです。
どれも正解だし、どの選択をしても自分で決めたことであればきっと後悔はないと信じています。



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