「日本料理」「懐石料理」というだけでなんだか敷居が高くなるイメージですが、実はそんなに難しい決まりはありません。美しくお箸を使い、正しいマナーを知っておけばいつでも和食をエレガントに楽しむことができます。

そんな和食の基本的なマナーを紹介します。


※懐石料理コースの流れ(一般的なもの)

◆向付け
「お通し」「箸付け」ともいいます。旬の食材を薄味で調理したものが多く、お酒とともに味わうおつまみのようなものが出ます。

◆煮物の椀
向付けを食べた後の口をさっぱりとさせてくれるもの。魚介類や緑の素材がよく使われます。

◆お造り
お刺身の盛り合わせ。メインディッシュの一つともいえます。
素材を楽しみたいので、しょうゆは少しだけにして、また冷たいうちにいただきましょう。

◆八寸(はっすん)
八寸(約24センチ)の四角の盆に、山のもの、海のものを盛った料理。料亭では小鉢に数種類盛ったものが出てくることもあります。

◆焼き物
お肉の場合もありますが、基本的にはお魚が出ます。さわらの西京焼きなど…季節のお魚を楽しむことができます。はじかみなどは、次の料理との間にお口直しをするものです。

◆強肴(しいざかな)
「箸休め」とも呼ばれている、小鉢の料理。コースの終盤に出されます。お酒の肴になるものも多いようです。

◆煮物
旬の野菜や魚介類を煮たものが出されます。温かいものは温かいうちにいただくようにしましょう。

◆ご飯、汁、香のもの
食事の締めくくりに出されます。豆ご飯やお吸い物、お味噌汁など…
香のものはご飯や汁ものの間に。ご飯の上にのせて食べるのはタブーですので気をつけましょう。


<基本的なマナー>

●食べ始めるタイミング

和食では料理が全員に行き渡ってから、目上の人からお箸をつけるのがマナーです。自分の分が来たからと、先に食べ始めるのはタブーです!

●器は持っていいの?

料理と器の種類によって持つものと持たないものがあります。
刺し身や焼き魚、天ぷら、大鉢などのお皿は持ちません。テーブルに置いたままいただきます。
それ以外のものはほとんど手に持っていただきます。小鉢、どんぶり、汁ものなどです。

★料理をこぼしそうだからといって手で添えて食べるのは「手皿」といい、マナーに反しますのでやめましょう。
★必ず胸元あたりまで器を持ってきて汁ものなどこぼれやすいものは器の中に落ちるようにして気をつけながらいただきましょう。


●お箸の使い方

今さら??と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、おさらいです。
箸おきがない場合は、箸袋を折って結びます。そして割りばしは上下に割ります。「いただきます」と言い、片手でお箸を持つのはいけません。必ず両手で!お箸は両手で丁寧に持ち上げてから右手で持ちましょう。

★食べ終わったらお箸の袋に入れたり、結んだ箸袋に先を入れるなどして「使用済み」と分かるようにしておくのが大人のマナーですね。

●ご飯は最初に食べたい!いけないの?

懐石料理は本来、お酒を楽しみながらいただくものなのでご飯が出てくるのは最後になります。せっかく料理人が考えてしてくださっていることですので、周りの様子を見ながらオーダーしたいものです。
ご飯ものを先にお願いしたからと言ってマナー違反にはなりませんが、同席者の様子を見たりして考えるのが大人のマナーですね!

●お酒が飲めない!どうしたらいい?

お酒をすすめられて、飲めなくてもいきなり「飲めません」と断るのではなく、乾杯やお酌をしてもらったら口をつけるだけでいいので、その場ではいただきましょう。そのあと「飲めませんので…」ということを伝えましょう。


いかがでしたか?基本的な和食のマナーは意外と簡単なものです。美しく大人の女性だな、と感じさせる気品あるマナーをマスターしておけば、これから仕事やお付き合いの時に役に立つのではないでしょうか。


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