香ばしい香りが特徴で、多くの料理に使われているごま油。どの家庭にも1本は常備されているのではないでしょうか。
そのごま油が今、健康に良いと注目を浴びているのを知っていますか?
ごま油の健康・美容効果をよく調べてみると、その始まりはなんと2000年以上前!ごま油は香りも強いタイ料理以外の用途を考えたことがありませんでしたが、私たちの健康に良い働きもたくさんあるのでご紹介したいと思います。


◎ごま油の種類

ごま油は3つの種類に分けることができます。

・焙煎ごま脂
高温で焙煎され、圧搾されたもの。深く焙煎された「ごま油」は香り立ちが強く色も濃い茶褐色になります。
ごま油の中では1番色が濃く出ます。家庭で使われているごま油で多いのはこの種類です。

・低温焙煎ごま油
低温でじっくり焙煎され、ナッツのような甘く香ばしい香りに仕上がります。色は焙煎ごま油よりも色は薄く、琥珀色になります。

・白ごま油
太白ごま油は、ごまを生のまま搾り、精製したごま油です。焙煎をしないので、色は無色。クセもなく旨みのある油です。すっきりした味わいと素材の味を活かせるごま油で、近年注目を浴びています。


◎ごま油の特徴

▽酸化しにくい
食用油は一般的に時間が経てば経つほど酸化が進み、風味が悪くなっていきます。
しかし、ごま油は他の食用油と比較して空気や光、熱の影響を受けにくいことが証明されており、風味も長持ちします。
実際にごま油の酸化安定性を測った試験の結果では、べに花油、キャノーラ油(なたね油)や大豆サラダ油の酸化安定性の値が14~32に対して焙煎ごま油は100以上となりました。数字が高いほど安定性に優れているので、ごま油は優れた酸化安定性を持っていることが数字からもわかります。

▽ゴマリグナンによる抗酸化作用
ごま油は、ゴマリグナンという特有の微量成分を含んでいます。
ゴマリグナンは抗酸化作用・コレステロール低下・肝機能改善・脂肪酸の代謝促進・制がん・血圧低下・免疫力増強・老化防止などに役立つと言われており、食用油の中でも高い健康効果を発揮します。
ごま油が他の食用油より酸化しにくいのも、このゴマリグナンの効果によるものです。また、ゴマリグナンは大豆や乳製品に含まれるイソフラボンと同じ く、女性ホルモン(エストロゲン)と似たような働きをします。
このことから、ごま油には更年期の女性のホルモンバランスを整え、更年期障害を改善する効果があるとも言われています。


◎注目すべきは白ごま油!

白ごま油は無色で、ごま油独特の香りもしないため、和・洋・中・製菓・製パンとジャンルを問わず幅広く使うことができます。
白ごま油は若返り効果が強いと言われており、料理に使うだけでなく皮膚に直接塗布することで体内の毒素を排出してくれるデトックス効果もあります。皮膚に塗布した場合、早ければ20分ほどで骨にまで到達するといわれており、絶世の美女として知られているクレオパトラも2000年以上前に、白ごま油を化粧品や若返りのオイルとして使用していたという噂もあります。実際に、インドのオイルマッサージの代表であるでアーユルヴェーダには、ごま油をベースに数十種類もの薬草を数時間も煮込んでハーブエキスをのせた薬草オイルが使われており、日本ではなかなか手に入り難いので、代わりに白ごま油で代用されることが多いようです。
マッサージなどで皮膚に塗布する場合は、キュアリングという加熱処理を1度行う必要がありますが、白ごま油が昔から美容・若返りに良いとされているのは事実で、近年、白ごま油の美容法に注目が集まっています。


いかがでしょうか?
白ごま油は通常のごま油よりも値段が少し高いですが、香りがないためお菓子作りにも使えますし、普段使っている膏がなくなったときの代用品としてもおすすめです。


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