この世界に私たち人間が出来て、みんな平等に授けられたものがあります。
それは「愛すること」だと私は思います。愛することが罪だということは決してありません。恋愛は、立場や性別、年齢差や全て越えられる素晴らしいものです。


この想いは昔から変わることなく受け継いできた贈り物だと思います。

私たちが今いる日本を作り上げてくれた過去の方たちも、きっと今の私たちのように悩み喜び、幸せを感じていたと思います。『本当に愛していれば、かえって愛の言葉など白々しくて言いたくなくなるものだ』
この言葉は、太宰治さんのもので、男性に多くみられる行動の一つですよね。
言葉でなく、自分の行動や態度で真の思いを感じてほしい。口下手な男性は多いです、でも女性は言葉で幸せを計ってしまいがちです。でも言葉よりも、大切なのは想いが乗った行動が一番安心できるものだなと私は思います。

『全て幸福な時に、一番不幸な事を考えます。万一不幸になった時の心の訓練をしています。その一つはあなたが僕の所へ来なくなる事ですよ。』
芥川龍之介さんが奥さんに宛てたお手紙です。一番の不幸は愛している人が離れてしまうことだという、ストレートすぎるラブレターです。私たちは誰に教わるでもなく、誰かを愛することがどれほど力になって、支えになって、幸福にしてくれるかをわかっています。わかっているのにも関わらず、損得勘定やgive&takeのような考えを持ってしまいます。
だから諦めたり、手放したり、放棄したり、面倒になったりして、失ってから気が付くのだと思います。
これほど馬鹿げた話はありません、人の事を好きになるときは感性に従うのに、離れるときは理性で考えて離れる。

大人になればなるほど、この病は大きくなっていってしまいます。そして失った時の悲しくてたまらない感情が慣れていき、どんどん自分の気持ちに鈍感になっていってしまうのでしょうね。
男女問わず、そのような人間には、何一つ魅力は感じなくなってしまいます。諦める事の方が簡単だという人の殆んどは、何も手に入れたことがない人のように思います。だから、失くす方が心は楽だという間違った考えが染みついてしまっているのでしょう。

今の時代だからこそ、私たちは素直に「好きだ」と大きな声で言えるのです。昔では政略結婚や格差のせいで、自分の気持ちさえも言葉に出来なかったのに、今の私たちは恋愛を使い捨てのように考えたり、損得勘定やgive&takeで恋愛しているように思います。そのような代わりの利く代用品のようなもので、私たちは「人を愛する」ということができるのでしょうか。

絶対に失いたくないと感じる相手は必ずいると思います。ですが、そういった思いさえもストップさせることで、本当に欲しいモノさえも「欲しい」と声を上げることが出来ないのでしょう。
素直に愛していますよと言えるこの時代に生まれたのですから、私たちは全力でこの贈り物を次に繋げていかなければなりません。私達の子供たちが、「どうせ、人間は結局自分が一番大切なんだから」なんて言葉を、大事な子供に言わせて恥ずかしいと思える大人になってください。

そうすることができるのは、私達母親は父親が、これだけお父さんとお母さんはお互いに愛し合うことが出来たから、あなたが生まれたんだよと言える親の方がきっと愛に諦める事も無いでしょう。
「本当に人のこと好きって、今まで思ったことがない」という言葉で生涯を締めくくるよりも「人を好きになるって、こんなにも辛くて悲しくて嬉しくて幸せなことなのだな」と思いながら終わりたいと思います。




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(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)