植物も動物もごく一部のいきもの以外は「光」が生命の源になっています。葉っぱが緑に見えるのは、光の緑の波長を反射し、残りの波長を吸収しています。
つまり葉っぱにとっては吸収する=生命維持に必要であると考えられます。 同じように、人間も住む地域などによって生命維持の為に必要な光や反射する光の微妙な違いで目の色や皮膚の色が違っているのです。


昆虫の中では色に反応し、繁殖行動を起こすなど本能の中に「色の選択」が組み込まれている場合もあります。
しかし、生き物の中でもとりわけ脳が発達し、高度な感情・知能を持った人間は自分の個性と意思により色を選択できます。

文化がうぶ声を上げた頃より色は人間の意志により使い分けされています。例えば古代遺跡の彫刻や洞窟の壁画にも色は使用されています。また黄色は中国の皇帝にしか使えない高貴な色とされていました。
この様に人間にとって「色」は権力、階級の象徴に迄なりうるくらい大切な要素だったのです。

色の正体は光であり生命に必要不可欠なものです。高度な知能を持つ人間は、固有の個性を保有しているけれども、いつもニュートラルな状態でいる事はありません。
嬉しかったり、悲しかったり、ちょっとだるかったりと自分の意識・感情・体調等によって、その時々の状態が変わりますね。つまり、その時の自分の生命維持に必要な色=光を選択出来るのです。
簡単に言うと、勝負をかける位の勢いがある時は赤や黒などはっきりした攻撃的な印象を持つ色を選択しますし、ゆったりした時はパステルカラー等の穏やかな印象を持つ色を選択する傾向があります。

また、疲れている時に派手な原色ではなく無意識に落ち着いた色を選択する時もあるでしょう。これは、意識的には勿論、自分自身の生命維持にとって一番必要なものを無意識にでも自身の脳が選択しているのです。
特に現代人は便利な文明と引き換えに、様々なストレスや体調不良をも抱えて生きています。

自律神経失調症に光や色を用いた治療法が確立さているように、光や色の持つ力を生かす事が、今こそ必要だといえるのではないでしょう。

色は先ほど述べたように、生命維持にも深いかかわりがあると考えられています。
その為、「マイナス部分」になっている部分を色の持つ作用を使いニュートラルな状態に戻す事が出来る=カラーセラピーが存在するのです。

もうひとつ、人間は無意識に自分に必要な色をその時その時で選択できるだけではなく、感情や体調そのものを表現する為に色を選択する事も出来ます。
例えば内戦や災害に遭った子供達に絵を描かせると、くすんだ色や暗い色を使ったり、寒色系や血の色を使って表現します。また、絵そのものも不安気で暗い絵が多かったりします。
また、病気で入院している子供に絵を描かすと黒色や紫色を多用する場合があったりします。

これらは、心象風景や体調から表現されている色でありモチーフなのです。体調の悪い場合は自分に必要な色(例えば紫は「癒しの色」と呼ばれています)を選択する場合もあります。
心や体のケアをしていく内に、絵のモチーフが変わり、使用する色も明るく暖色系を使うようになります。また、こういった「絵を書かせる」「色を選択させる」事を続けていく事により心や体のケアそのものになるのです。

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(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)