5年ごとに実施されている国立社会保障・人口問題研究所の『生活と支え合いに関する調査』の最新の調査結果によると、わが国の20歳代以上の成人男女の約4割は「生活がやや苦しい」「大変苦しい」と感じていることが判っています。
「ゆとりがある」と回答した人が男女ともに1割に満たなかったことを考えると、わが国は働く世代の9割以上が実感として「経済的にゆとりはない」暮らしを送っていることが判ります。

中でも、若い単身女性の3分の1にあたる110万人も存在するといわれている「年収が114万円未満の貧困女子」の場合、「ゆとりがない」どころではありません。洋服や化粧品、外食などに使える可処分所得がほとんどないため、自ずとその恋愛に対する積極性にもブレーキがかかってしまうでしょう。

女子のお悩み解決コラムサイトWomanNewsライターズの一員である筆者と致しましてはそんな女子たちに、毎日の暮らしが若い女子らしい夢と希望があるものになっていただきたいという一心から、一つの発想法というか「ものの考え方」を提唱させていただきたいと思います。ご参考にしていただければうれしく思います。


【「ワーキングプア」だとしても、「無業」だったときよりはずっと前進したのだと考える】

今が「ワーキングプア」の状態の女子でも、その前に長期か短期かごく一瞬かは別にして「無業」の状態があったわけですね。たとえ現時点では低い収入といっても、無業の状態だった時に比べたら大きく前進したということに気づいてほしいと思います。ネットの中には悲しいことに弱い立場の人やマイノリティーの人に対する「口撃」が溢れており、そういう人たちは「職業に貴賎なしなんて幻想だ。低賃金の底辺職に働き甲斐などない。ワーキングプアは誰でもできるような簡単な仕事にしょうもない責任感を感じて一生を終えるのだ」といった主旨の、とんでもなくひどいことを言ったりしているようですが、そんなものに耳を傾ける必要は一切ありません。

職業に貴賎はありません。たとえ月収が8万5千円に満たない「貧困職」といわれる仕事であったとしても、あなたがしている仕事は間違いなく世の中の役に立っているのです。これは、つなぶちようじさんという電通出身の作家のかたが言っていることなのですが、現金収入の金額が相対的に低い仕事を「つまらない仕事」と言ったのでは、農業や漁業に携わる人の多くも、「つまらない仕事をしている人」ということになってしまいます。この例からもわかるように、お金の額だけで物事の価値を計るという姿勢には無理があるのです。


【昨日の自分より一歩だけでも前進したかを常に意識していれば、気がついた時には大きく前進しています】

さらに言うなら、「無業」では世の中との関わりというものがあまりにも希薄になってしまいますが、ワーキングプア女子でも働いてさえいれば、日常の生活の中に何らかの「出会い」が生まれます。同じように月10万円未満で暮らす男子との出会いかもしれませんし、第二の人生の中高年の同僚であなたに向くような業界につてを持っている人との出会いかもしれません。前者と出会えば二人で20万円近い月収になりますから衣食住にかかる固定費部分を二人で共有すれば暮らしはある程度楽になりますし、後者と出会えばあなたにとって全く新しい世界で飛躍するチャンスが待っているかもしれません。

その意味では、現在「無業」の女子のかたも、(もちろん「やけど」をしないように気をつけなければなりませんが)何か「仕事」をされることを強くお奨めいたします。たとえネットで掘り出し物を売るような微々たる収入にしかならない仕事であっても、「無業」の状態とは全然違います。掘り出し物を探し仕入れたり、それを売るための工夫をすることによって、「出会い」が生まれる可能性が出てくるからです。

昨日「無業」であった女子が今日は「ワーキングプア」女子。そして明日は「ゆたかではないけど彼氏いる女子」、明後日は「スーパーのレジ担当とネット商店主の二足の草鞋(わらじ)を履く女子」になっている。このようなことは、その人の気の持ち方しだいで全然ありえないことではなくなってくるのです。

「昨日の自分より一歩だけでも前進したか」
頭の片隅に置いて、今から生きていってみてください。きっと少しずつ違ってくると思います。


仕事帰りのつら~いパンパンを卒業したい!植物性サプリ・むくらっく

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