葬儀と聞いてイメージするのは仏式ではないでしょうか。実際、仏式に参列することが多いとは思いますがたまにキリスト式や神式の葬儀の場合もあります。宗教が違うと当然、葬儀の特徴や作法も違います。こういったときに焦らずスムーズに振る舞うことができるように神式とキリスト式の葬儀のしきたりやマナーについて紹介します。


<神道の神葬祭の流れ>


◆通夜
神葬祭の1日前に行われます。仏教における通夜と同じようなものです。神職が祭詞(祝詞)を言い、参列者は玉串を持って拝礼します。

◆玉串奉奠(たまぐしほうてん)
これは仏教ではお焼香、キリスト式では献花のように故人への手向けとして行われるのが玉串奉奠です。この玉串奉奠にも手順があります。

●神職に一礼し、玉串を受け取ります。右手で上から枝の根元を持つようにします。左手は下から支えるように添えましょう。
●玉串を捧げる机の前まで行きます。そして軽く頭を下げましょう。
●腕を胸の高さまで上げ、葉の先が祭壇の方に向くようにします。このとき左手が前、右手が手前にくるように持ちます。
●次に右手と左手の位置をかえ、今度は根元が祭壇の方を向くように右回りにします。
●玉串を両手でそっと机に置きましょう。そして2回礼、音を立てないように2回拍手をしてもう一度礼をしましょう。
●軽くお辞儀をして席に戻ります。

◆神葬祭では数珠は使いません。神道には必要ないので持って行かなくてもよいです。

◆不祝儀袋にはいろいろな種類がありますが、神道は黒と白の結び切りを使用します。表書きは「御霊前、御神前、御玉串料」などと書きます。

◆服装は、仏教のときと同じように喪服を着ます。洋服の色は黒で靴下、ストッキング、靴、バッグなども黒にしましょう。もちろん派手なメイクやアクセサリーはNGです。

◆挨拶をするときに、「成仏、供養、冥福」といった言葉を使ってはいけません。これは仏教用語ですので気をつけましょう!神道では「御霊のご平安をお祈りいたします」と言葉をかけるようにしましょう。


<キリスト教式の流れ>

◆キリスト教式では日本の仏式のようなお通夜というものはありません。ですがカトリックでは「通夜の集い」として聖歌合唱や聖書の朗読、神父からの説教や献花などが行われます。またプロテスタントでは「前夜式」といったもので賛美歌合唱や牧師の説教、聖書朗読、献花などが行われています。

◆キリスト教では「祈り」は神にささげるものです。葬儀では遺族と参列者へ平安を願って祈ります。カトリックは神父、プロテスタントで牧師が式を進行していきます。式は教会や教派で行われます。

◆お焼香のかわりに献花をします。祭壇に白い菊やカーネーションを捧げます。
祭壇へ進み、係の人からお花をもらい、花が右手側にくるように持ちます。

●そのままの状態で遺影に一礼する。
●祭壇側に根元が向くように時計回りにまわす。
●左手の甲を下に向けて右手で茎の下を支えるようにしながら献花台に置きます。
●遺族や神父、牧師に一礼して席に戻ります。

◆服装は他のときと同じく、喪服です。

◆献花料としてお金を包みます。5000円くらいでしょう。親族など近い存在の場合はまた違ってきますので相談しましょう。包むときは、無地の白い封筒やユリの花などや十字架が描かれたものを使用しましょう。表書きは「献花料」です。そしてフルネームを書きましょう。


いかがでしたか?宗教によって全く違うしきたりやマナーがありものです。ポイントを知っておけば当日落ちついて振る舞うことができますよね!失礼のないようにしきたりをきちんと理解して参列しましょう。




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