最近メディアでよく取り上げられている「腸内フローラ」という言葉を聞いたことがありますか。腸内という言葉の通り、私たちの体の中、腸の中の話です。実はこの腸内フローラによって病気になりやすくなったり、太ってしまったりすることがわかってきました。2016年はこの腸内フローラに関するお菓子や飲み物、フードなどが流行ると言われています。そこでそもそもこの腸内フローラとはどのようなものなのでしょうか。また、何を食べて何を食べたらいけないのかなど今年注目のワードについて調べてみましょう。


<腸内フローラってなに?>

まずはこの腸内フローラという言葉の意味を考えてみましょう。腸という名の通り、小腸、大腸とつながっている私たちの体の中の腸内には1000種類とも3万種類とも言われる細菌がすみついています。このフローラという言葉はお花畑という意味で、細菌が群をなしている様子がまるでお花畑のようなのでそう呼ばれるようになったと言われています。その細菌もすべてがいい細菌なのではなく、善玉菌、悪玉菌、日和見菌と分類されています。善玉菌にはビフィズス菌や乳酸菌があり、私たちの体にいい働きをしてくれます。悪玉菌にはウェルシュ菌やブドウ球菌があり、私たちの体の中にアンモニアや硫化水素などの有害な物質を作り出したり、腸内を腐らせたりすると言われています。ブドウ球菌の中で有名なものは、黄色ブドウ球菌という食中毒で有名な菌があります。日和見菌は大腸菌などで、善玉菌、悪玉菌どちらかではなく、私たちが体調をくずすと悪玉菌として体に悪さをする菌と言われています。

では、人はみんな同じ数の善玉菌、悪玉菌なのでしょうか。それは違います。人それぞれによってその割合や細菌の種類などは違っています。健康だからといってみんなが同じ腸内フローラではありません。ただし、健康な人の腸内フローラは必ず善玉菌が優位になっています。決して悪玉菌が多い状態では健康ではないといえることはわかりますよね。大きく分けると善玉菌が20%、悪玉菌が10%、日和見菌が70%と言われていますが、善玉菌を構成している菌の種類は人それぞれです。例えば、乳酸菌といっても300種類近いものがあります。その中のどの乳酸菌がどのくらいの割合なのかということは人それぞれ違のです。


<腸内フローラを一番いい状態に保つには?>

腸内フローラの悪玉菌が増えてしまったら、体に悪さをすると書きました。具体的にはどのような悪さをするのでしょうか。悪玉菌が増えてしまい、腸内の環境が悪くなり下痢や便秘、腸炎になった、これも悪玉菌の悪さによって起こされるといえます。たかが便秘と思いがちですが、この便秘が実は重大な病気を引き起こす原因となるのです。便秘が続くと、腸内で腐敗が始まります。腸の中に留まることにより、うんちが悪玉菌の餌となり発がん性物質や先に書いたアンモニアなどの有害物質やガスを作ってしまいます。もちろんその発がん性物質はガンになる原因となりますし、便秘がちな女性はよくわかると思いますが、数日便秘が続いてしまうと、お肌が荒れてしまいます。このほかにも、便秘により腸内フローラで悪玉菌が増えてしまうことにより、免疫系がうまく機能しなくなり最近風邪をひきやすい、疲れやすいなどの症状が出てくることもあるようです。

では、悪玉菌を増やさずに腸内フローラをいい環境に保つために心がけることはなんでしょうか。それは、食生活を見直すことです。ジャンクフードなどのファストフードを食べ過ぎていませんか。ダイエットと称して食事を抜いたりしていませんか。おにぎりばかり、パンばかりの炭水化物中心の生活で、野菜や果物からビタミン、ミネラルを摂ることを忘れていませんか。実は善玉菌を増加させる簡単な方法はナチュラルなものを食べることだけなのです。例えば、炭水化物であれば未精製の玄米を選び、キノコ類、豆類、海藻類、野菜類などどれも自然のものですよね。さらに発酵食品もおすすめです。日本人が大好きな味噌、醤油、納豆。これらも善玉菌が大好きな食べ物といえます。

善玉菌を増やす仕上げは乳酸菌が含まれている食べ物です。ヨーグルトを最初に思いつく人も多いと思います。今は各社からいろいろな菌の名前が商品名となったヨーグルトやドリンクが出ています。いったいどれを食べたらいいの?と聞かれることが多いのですが、端っこから全種類食べてみましょう。どれもいいと思います。そして、自分にあったものはどれか探してみてください。この商品を食べると便秘知らずと言った商品があるかもしれません。また、最近はお菓子でも乳酸菌が含まれているものもありますので、摂りすぎない程度に試してみるのもいいかもしれません。


腸内フローラのバランスが悪いと老ける、老化が進むといったこともあるようです。女性でいる以上、1歳でも若く見られたいですよね。今まで便秘が続いていてもこの記事をきっかけに腸内フローラについて意識をしてみませんか。少しの意識が20年後、30年後の未来を変えるかもしれません。




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