筆者のように高度経済成長期に子ども時代を過ごした世代と違い若い人達、特に女子のみなさんは「節約ネイティブ」ともいうべき生活様式が身についていて、頭が下がります。数年前に結婚して家を出、今では1歳半の男の子のママである筆者の長女にしても、ネットやスマホでオークションやフリーマーケット、物々交換などのシステムをフル活用し、新品の子ども服などはほとんど買ったことがないような印象を受けます。学生時代に貸与を受けた奨学金の返済などもありますから、節約によって少しずつでも蓄えておかないと教育費に異常なお金がかかるわが国で子育てをして行くことは難しいという明確な危機意識を持っているのだろうと思います。

2016年1月22日付の「ダイヤモンド・オンライン」では、蒲田和歌さんの署名入りで『そこまでやる!?「節約女子」が営む極限生活の実態』という記事を掲載し、今のわが国の普通の女子たちの“節約ぶり”を紹介しています。切羽詰まった内容であるにもかかわらず、中には筆者のような年輩者にとっては思わず「頑張って!」と微笑んでしまうような節約ぶりも描かれていて、我々も彼女たちから学ばなければいけないなと、正直思った次第です。では、思わず微笑んでしまった節約例とはどのようなものだったでしょうか。


【食費は1日300円と決める(29歳・会社勤務女子)】

かなり徹底した節約ぶりですが、コンビニで140円するおにぎりもスーパーで買えば65円のものがあることを考えると、できなくはない節約術なのかもしれません。カップ麺にしてもスーパーであれば68円くらいのものがあったりします。筆者のように体重が80キログラム以上あるようですと、その巨体を維持する上でこういった節約方法は適していませんが、女子の方であれば人によってはダイエットも兼ねてこの方法で節約するというのもできなくはないのかもしれませんね。ただ、最低限の栄養だけは摂取されるよう気をつけてください。


【冬はできるだけ暖房を使わずに、着こみまくる(35歳・会社勤務女子)】

これは、わが家でも多用している方法です。冬は筆者や息子はオーソドックスな“褞袍(どてら)”で、妻は裏ボアフリース素材のあったかベストをしっかり着こんで過ごします。今の気密性の高い鉄筋コンクリートのマンションで二重サッシになっていれば、かなりギリギリまでは暖房なしで過ごすことが可能です。ただし、いよいよ本格的に寒波が到来したときや、同居人に高齢者がいる場合などは、けっして無理をなさらないでください。体調を崩して多額の医療費がかかってしまったら、元も子もありません。


【友達に『お金がない』と正直に言う。そうするとお金のかかる遊びに誘われなくなる(30歳・会社勤務女子)】

本当の友達であれば、こう言って「付き合い悪い!」などとは決して言いません。そんなことを言うような輩(やから)は本当の友達なんかじゃありませんから失ったってどうということはありません。以前筆者が営んでいた小さな会社にアルバイトとして働いていた40代の女性がおり、とても真面目に仕事をしてくださっているので忘年会にお誘いしたところ、「お金がないので遠慮したいと思います」とのご返事を頂いたため、筆者は「一人頭2500円か3000円程度の居酒屋代くらい、何とでもなります」と言って、そのかたにも忘年会に参加していただきました。もちろんこのケースは、「雇用者」と「被雇用者」の間の例ですが、働く仲間同士でもちゃんとした大人であれば、「○○さん、都合が悪いから欠席ね」と、さらりと受け流してくれるはずです。

 

おわりに、このような節約女子達の涙ぐましい努力には本当に頭が下がりますし自分自身の生活の中にも大いに取り入れるべきヒントが満載ではあるのですが、時には綺麗な洋服も買いたいし化粧品だってほしいであろう女子のみなさんが「そこまでしなければならないのか!?」と思ってしまうほどの世の中というのは、どんなものなのでしょうか。



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(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)