元プロ野球選手清原氏の覚せい剤所持、使用による逮捕はいまだ世間を騒がせていますが、この数年芸能人や有名人、政治家の薬物による逮捕、その一方で高校生など若年層にまで大麻や覚せい剤、危険ドラックの汚染が広がっていることはもやは無視することのできない現実です。今回は、私たちは薬物を社会からなくすためにどうするべきかを考えてみたいと思います。


1.薬物への誘惑への危険が日常に潜んでいるという現実

この数年の薬物所持、使用のついてのニュースを見ても大麻や覚せい剤が私たちの生活する身近なところで売買されている現実に驚くばかりですが、それは同時に薬物への誘惑の危険が日常に潜んでいることを意味していると言えます。

例えば、昨年のニュースにあった高校生が学校で大麻を売買するなどという現実を想像できた親がいるでしょうか?また、2008年には主婦が住宅街の道端で覚せい剤を売人から購入していたというニュースもショッキングでした。ニュースだけでなく薬物使用歴のある方々の体験談等を見ると身近な人から勧められ軽い気持ちで始めたというケースが多いことにも驚きます。体験談は、内閣府のホームページ内の薬物乱用者の手記や薬物依存症回復支援施設ダルクの各施設ホームページなどでご覧いただけます。


2.薬物は他人ごとではないという認識を持つ

覚せい剤を使用するきっかけとして疲れがとれる、痩せるなどと勧められ軽い気持ちで覚せい剤を始めてしまったというケースが多いようです。特に若年層は、覚せい剤に対する知識や情報に乏しいため友人に勧められ好奇心やファッション感覚で使用してしまうという現実があるようです。元プロ野球選手清原氏逮捕の関連するニュースでも、コンビニエンスストアの駐車場で覚せい剤の受け渡しが行われていた事実が明らかになっているように、私たちのごく身近なところに覚せい剤が存在しているのは紛れもない事実です。覚せい剤やその他薬物を社会からなくすためには、社会全体が薬物は他人事ではないという認識を持つことが非常に重要です。


3.小さな悪の芽を摘む重要性

危険ドラックや大麻をファッションや遊びといった感覚で捉えがちな若年層が多く危険ドラックを摂取した後の交通事故などの二次的被害なども増加したことからその取り締まりは強化されています。危険ドラックや大麻ならいつでも止めれると考えている薬物使用者も多いようですが危険ドラッックの中には覚せい剤に類似した化学物質が入っていることもあるようでその脳への影響は恐ろしいものです。社会が一丸となり危険ドラックや大麻、覚せい剤の危険性について啓蒙し続けることが重要ですね。


4.薬物依存から立ち直るには治療が不可欠

薬物依存については、筆者のコラムで以前にもお話しさせていただいておりますが薬物依存は精神障害として捉え、心のリバビリだけでなく医療の側面からの治療なくしては更生することは困難です。薬物依存者の多くの人は、薬物をやめたい意思を抱えながらも薬物により脳が支配された状態であるため自分の意思に反して薬物を使用してしまうのです。万が一、身近な人に薬物使用の疑いがある場合や薬物依存症の人がいたら自分たちで抱え込まずに薬物依存治療を行っている専門病院や施設、自助グループに相談をしてください。


5.学校での薬物教育の必要性

想像以上に薬物の蔓延が進む現代には、学校での薬物教育が必要かつ重要です。特に義務教育課程で薬物についての正しい知識を学ぶことが薬物乱用防止に繋がると思います。私も薬剤師として学校などでの薬物乱用防止の啓蒙により努めていきたいと考えています。



drugs-908533_960_720

(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)