毒になる親という本が発売されて一躍有名になった言葉「毒親」。毒親本人はその自覚はないようですが、その躾方法は確実に子供の心を蝕んでいます。毒親の下で育った子供たちは成長後、アダルトチルドレンとなり社会の中で生きづらさを感じるようになってしまうのです。


【アダルトチルドレンを生み出す環境、機能不全家族】

アダルトチルドレンが生成される環境を総称して機能不全家族と言います。冷え切った両親の姿を見て育つ、家庭内で不法行為や対立が起こり平和に過ごせなかったというような外的要因から、性的虐待や肉体的虐待、ネグレクトなどの積極的な虐待が原因となることもあります。また、親が子供にかかりきりになり過保護に育てすぎても、アダルトチルドレンになる可能性があります。いわゆる、ピーナッツ親子や重度のマザコン男性がこれにあたるでしょう。子供の成長に悪影響を及ぼす状況が長く続いた家庭で育った子供は精神的な抑圧から、対人関係を上手に築けない大人に成長してしまうのです。


【根底にあるのは親との関係性】

親からの愛情を信じることが出来ない状況で育った子供は「自分が親から愛してもらえないのは自分がダメな子だからだ」と自己否定に走ります。そのため、卑屈になりがちで、いつも不安を抱えて生きるのです。このパターンは長女に多く、特にすぐ下の子の年齢が近ければ近いほど問題が出やすくなりますね。逆に過保護に育てられた、親が先回りして何でもやってしまっていたという場合は、無気力で会ったり自己主張が出来ない性格となるケースが多いようです。どちらのタイプにしても他人と交友関係を築くのが難しくなるでしょう。


【アダルトチルドレンにはいろんなタイプがある】

アダルトチルドレンにはいろんなタイプがあります。

①ヒーロータイプ:周囲の期待に応えなければという思いが強く頑張りすぎるタイプ。
②スケープゴートタイプ:問題を引き起こし、自分に注目を集めようとするタイプ。
③ピエロタイプ:問題が起こったときにおちゃらけて全てを誤魔化そうとするタイプ。(俗にいうKY)
④ロストワンタイプ:大人しすぎて自分の主張を伝えることが出来ないタイプ。
⑤リトルナースタイプ:他人の問題でも自分の問題のように一生懸命になり自己犠牲を厭わないタイプ。
⑥プラケータータイプ:苦しんでいる人を慰めたいという欲求があるタイプ。
⑦イネイブラタイプ:人の世話を焼きたがり、説教などを好むタイプ。
⑧ロンリータイプ:孤独を好み、他者との関わりを避けるタイプ。
⑨プリンスタイプ:自分の意志とは違っても周囲が正しいと思い込み、流されてしまうタイプ。

アダルトチルドレンは自分自身を確立できていないという問題を抱えています。普通が何かがわからず、常に他人の意見を求めていますし、他人の肯定がないと不安に陥りがちです。また感情的になりやすく、一旦行動を始めると自分で止めることは難しくなるというケースもよく見られます。


【アダルトチルドレンから脱却するためには…】

アダルトチルドレン脱却のためにはカウンセリングが有効と言われていますが、そこまでしなくても自分自身でできることだってあります。まずは自分の家庭の何が悪かったのかを分析し、自分の成長を追ってみることです。その上で自分を愛せるよう、何か一つでも自信が持てるものを見つけるのです。また、アダルトチルドレンの人達が集まってお互いで情報交換をしている場がありますので、そういった会に入っていろんな話を聞くのも手でしょう。アダルトチルドレン脱却のカギは自己肯定できるかどうかにかかっています。自分は世の中に必要な人間だ、自分のことを大事に思ってくれてる人がいる、そう思えたとき、アダルトチルドレン脱却の第一歩を踏み出すことが出来るのです。


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