「おやつ」を置くオフィスが増えているようです。筆者が嘱託のような立場でお手伝いしている職場にも常に何らかのおやつが置いてあり、集中して仕事をしている合い間のちょっとしたひとときに頂くと、「よし。もうひと頑張りしよう」という気持ちが湧いてまいります。

雑誌『AERA』の2016年2月29日号では『パワーおやつと残業メシ』と題して、今どきの職場に必携の、“みんなで持ち寄って”分かち合いたい「パワーおやつ」についての青木典子ライターによる記事を掲載していますが、その中でも取り上げられている3つのパワーおやつについて、筆者の私見を交えながらご紹介したいと思います。


【美容と健康の味方「ドライフルーツ」は、実は最高のパワーおやつ】

『AERA』の記事の中では柏原ゆきよさんという管理栄養士のかたが「おやつを選ぶときに意識したいこと」について、ビタミン・ミネラル・食物繊維が同時に取れるものという点を挙げており、これに該当するものとして、なるべく加工されていない、素材に近いものを薦めていらっしゃいます。そしてこの条件に当てはまるものの中で、味が美味しく腹持ちもいい「ドライフルーツ」を、先ず、挙げておられます。

ドライフルーツといえば何といっても、「ドライマンゴー」と「レーズン」でしょうか。それぞれのフルーツの栄養分がギュっと詰まっていて、フルーツそのものの甘味成分である「果糖」のおかげで腹持ちがよく、鉄分も多く含まれ、食物繊維についてはこれほど恵まれたおやつも他にないかもしれません。「お値段が安くはない」といったご意見もあるかと思いますが、1日でいただく量としては100円ショップで売られている「食べきり」タイプの小袋入りの商品で十分です。あんまり食べ過ぎると逆にカロリー過多になってしまいますから、値段のはる徳用サイズをあえてお求めになる必要はないでしょう。もちろん、職場のみなさんで「募金」を出し合ってストックしておくのであれば話しは別です。その場合は着色料や添加物がほとんど使われていない、質の良いものを選ぶことができますので、美容や健康への効果も大いに期待してかまわないのではないでしょうか。


【ビタミンCが豊富に含まれている「甘栗」は疲労回復効果があり、仕事の合い間におススメ】

柏原さんが「ドライフルーツ」と並んで推奨されているのが、「甘栗」です。甘栗がおやつとして優れている点は

●ビタミンCをはじめとするビタミンが豊富に含まれているため、疲労回復にたいへん有効
●お腹の調子を整えてくれる食物繊維も豊富に含まれている
●鉄分・カルシウム・ナトリウムなどのミネラルも豊富である

といった点です。ドライフルーツと共通する長所が多い点に目が行きますよね。


【ド定番の「菓子こんぶ」はその栄養分もさることながら、噛みごたえのよさが仕事の集中力アップにも寄与!】

もうひとつ、柏原さんが取り上げているパワーおやつが、駄菓子屋さんや駅の売店でお馴染みの、赤いレトロな縦型パッケージに入ったあの「菓子こんぶ」です。昆布も食物繊維がたっぷりなうえ美肌効果があるビタミンB2が多く含まれていますが、その栄養価の高さにもまして「噛みごたえ」のよさが集中力をアップさせてくれるというメリットがあります。午後の仕事の最中にふっと眠気に襲われたようなときに噛んで味わえば、すっきりとリフレッシュすることができます。

筆者がお手伝いさせていただいている職場では、週末に遠出をした人や実家に帰った人などが「おひとつどうぞ」とお土産のお菓子を置いておいたことがきっかけとなって、その後これといった理由がなくてもみんなに食べてほしい「おやつ」が決まった場所に、いつのまにか、いつも置かれているようになりました。今回ご紹介したような栄養士さんお薦めのものでなくても、おやつが置いてあるだけでコミュニケーションが生まれ、「和み(なごみ)」が生まれるような気がいたします。

<参考:『パワーおやつと残業メシ』(ライター・青木典子)『AERA』2016年2月29日号より>




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