災害の備えとして欠かすことのできない非常食や保存食。東日本大震災をきっかけに、日本国内でも非常食をしっかりと備蓄している家庭が増えてきました。災害の備えとしてはもちろんですが、エボラ出血熱やデング熱などのパンデミックにより自宅待機を余儀なくされた時にも非常食というのは活躍しますから備えておくのがおすすめです。我々の頃は非常食と言えば乾パンぐらいしか思いつかないのですが、現在はどのようなタイプのものが人気なのでしょうか?


◆カンパン

まずは王道のカンパンから。今も昔も変わらない、保存性の高い非常食の定番といえば「カンパン(乾パン)」です。非常食のなかでも売れ筋中の売れ筋であり、人気ランキングでも圧巻の1位を獲得。今では小中学校などの防災学習でも食べることがあるため、日本人でカンパンを食べたことのない人の方が少ないのではないでしょうか?味の薄いビスケットのような味であり、中に入っている氷砂糖が魅力的。最近では氷砂糖の代わりに金平糖を入れてあるカンパンも登場しており、カンパン自体も今までより美味しくなってきています。


◆リッツ保存缶

非常食の王道であるカンパンに単一の商品でありながら匹敵するほどの人気を得ているリッツの保存缶。「カンパン=美味しくない」というイメージもあるのか、リッツの人気はとどまるところを知らず、ショッピングサイトによっては売れ筋ランキング1位に輝いている場所もあるほどです。非常食であるにもかかわらず、ちょっと晩酌のつまみが無くなったりした時に開けてしまいがちなのが注意点!普通に食べても美味しいリッツが保存食として使えるわけですから、確かに人気が高いのも頷けます。現在は人気ランキング2位ですが、王座に輝く日も近いかもしれません。


◆カロリーメイトロングライフ

日常的な栄養補給のためにカロリーメイトを活用している人も多いのではないでしょうか?そんなカロリーメイトのロングライフは3年間の保存が可能であり、非常持ち出し袋などにスッと忍ばせておけば、いざという時に手軽に栄養補給できることが人気を博し、非常食として人気ランキング3位を獲得しています。夏バテなどのときでも食べやすく、一般的な非常食と比べてもコンパクトですから、しっかり備蓄しておくというよりは、災害時に持ち運ぶ携行食として人気を得ているようです。最近では市販されている非常持ち出し袋の中にもカロリーメイトロングライフをラインナップさせているものもあるほど。人気の非常食です。


◆えいようかん

非常時にようかん?と思う人も多いでしょうが、実はようかんというのは非常に手軽に栄養補給できるお菓子であり、疲労時でも食べやすいゼリー系の食感も相まって人気の非常食です。試合中に食事を摂取することで知られる自転車競技でも、ポケットに羊羹を入れている選手も少なくなく、じつは手軽な栄養補給として非常に優れています。砂糖も多い為保存に向いており、なんと5年間の長期保存が可能という優れもの!バータイプなので携行食としても優秀で、カンパンなどモサモサする非常食より食べやすいのが人気のポイントです。


◆缶入りソフトパン

缶に入ったパンというと「硬い」というイメージがありますが、このソフトパンはその名の通り、一般的なパンと同じようなしっとり柔らかな食感が人気を得ています。普通に食べても美味しいパンであり、特に売れ筋なのはレーズンパンです。非常食というと乾き物が多く、パサパサモサモサした食感のものが中心となりますが、このタイプの非常食は避難所での食生活をよりストレスフリーなものへと変えてくれます。心身共に疲れている時というのは口内の水分も少なく、食べ物が喉を通りづらくなりますから、こういった食べやすい非常食を選ぶのは非常におすすめと言えるでしょう。


◆ビスコ保存缶

大人から小さいお子様まで、幅広い層から愛されているビスコ。缶入りタイプの長期保存ビスコは製造から5年間の賞味期限というロングライフであり、中にクリームをサンドしていることで、カンパンやビスケットと比べると食べやすいのが特長です。このビスコ保存缶は平成10年あたりから人気が急激に上昇しており、現在では出荷数が約7倍という驚異的な伸び具合。慣れ親しんだ味だからこそ、被災した現場などでも落ち着くことができる非常食とされており、子供からお年寄りまで安心できるというのが人気のポイントとなっています。


◆常備用カレー職人

非常食の定番と言えるレトルト食品。ところが火を使えるような場面でしか食べられないのが難点でした。そんな中、温めることなく美味しい状態で食べられるレトルトカレーが販売され、防災時でも「まともなご飯」を美味しく食べたい!という層から人気を獲得。レトルト系非常食の中でもダントツの人気となっています。この、常備用カレー職人には甘口と中辛の2種類が登場しており、中辛であっても「多量の水分を必要とする」ような辛さはないため安心して非常用に使えます。また、このレトルトが人気のポイントは価格かもしれません。通常のレトルトカレーとほぼ変わらない価格帯で販売されているため、気軽にローテーションさせられます。


◆ハーベスト保存缶

今や、非常食人気ランキングの上位をほぼ占めているお菓子の缶詰。厚さ3ミリの薄い生地を重ね合わせて焼いたハーベストは、口の中でもたつくことなく食べやすいのがポイント。そんなハーベストセサミ味の長期保存タイプであるハーベスト保存缶は、一般的な缶菓子同様に5年間の保存ができる非常食です。現在のところ、非常食としてつかえる保存缶はセサミ味しか出ていませんが、ハーベストは抹茶やレモンといった魅力的な味が豊富なため、非常食として購入できるハーベストにも多様な味が登場してほしいという声が上がっています。今後もさらに非常食としてのハーベストに注目が集まっていくのではないかと予想されます。


◆おでん缶

秋葉原の自販機などで販売されていたことで有名になったおでん缶。震災後に「これは素晴らしい!」と話題になり、各自治体からも問い合わせが相次ぎ、災害時の備蓄用として長期保存タイプのおでん缶が登場。そのままでも食べられることと、温めて食べたらほっと一息つけるような優しい味わいが人気となって10位に登場。タイプにもよりますが、つみれ、牛すじ、こんにゃく、ちくわ、ウズラ、昆布、さつま揚げ、大根といったおでんの定番の具が入っており、元々は秋葉原の隠れた名物的位置付けだったおでん缶も今や、日本中で備蓄用非常食として高い支持を得ています。なかなか非常時におでんは作れませんから、買っておいて損はありません。


いかがでしたでしょうか。いつも食べている身近なブランドでも保存食が出ているというのが意外でした。「備えあれば憂いなし」みなさんも今一度災害への備えを見直してみませんか。



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