夏は、ビールが美味しい季節ですね。ビアガーデンで飲みすぎて無礼講なんて言ってませんか?ちょっと待って!その言動が「アルハラ」になってるかも!?


<アルハラとは?>

アルハラとは、アルコールハラスメントの略で飲酒にまつわる嫌がらせ行為、迷惑行為をいいます。アルコール薬物問題全国市民協会(ASK)では、アルハラを5つの定義で明確化しています。

1.飲酒の強要
2.イッキ飲ませ
3.意図的な酔いつぶし
4.飲めない人への配慮を欠くこと
5.酔ったうえでの迷惑行為

日本社会の古い慣習も現代ではアルハラとなることもあります。例えば、女性社員にお酌を強要するなどの行為や上司や先輩が「俺の酒が飲めないのか?」などと冗談めいて飲酒を強要することなどもアルハラとなってしまうことがあります。場を盛り上げるつもりの行為でも受ける側がアルハラと捉えればアルハラになってしまいます。現代社会では、節度を持った飲酒がマナーということかもしれませんね。


<節度を持った飲酒ってどのくらい?>

一般的にアルコールが1%以上含まれる飲料を総称して「お酒」と呼びます。アルコールが身体に入ると胃と小腸から吸収され肝臓へと運ばれ分解されますが、どんどん運ばれてくるアルコールをすぐに分解することはできず、分解されなかったアルコールは心臓へと運ばれます。さらに、脳にも運ばれ脳を麻痺させ酔った状態を作ります。酔いの程度は、血液の中のアルコール濃度によって以下の6段階に分けることができます。

1爽快期:血中濃度 0.02~0.04%

・楽しく、さわやかな気分になる
・顔の紅潮や皮膚が赤くなる
・判断力が少しにぶる

2ほろ酔い期:血中濃度 0.05~0.10%

・ほろ酔いで冗舌になるなど普段の様子とは変化がみえる
・ボディーランゲッジなど動作が活発になる
・体温が上がる
・脈が速くなる

3酩酊初期:血中濃度 0.11~0.15%

・気が大きくなる
・周囲を気にせず声が大きくなる
・感情的になる
・足元がふらつく

4酩酊期:血中濃度 0.16~0.30%

・千鳥足になる
・何度も同じことを話す
・呼吸が速くなる
・吐き気や嘔吐

5泥酔期:血中濃度 0.31~0.40%

・姿勢の維持ができなくなり立ち上がるのも困難になる
・意識がはっきりしない
・支離滅裂になる

6昏睡期:血中濃度 0.41~0.50%

 泥酔期よりも身体機能が低下し酷い場合には、麻痺が脳全体に広がり呼吸中枢(延髄)が抑制さ れ死に至ることもある。


<悪気がなくてもアルハラと言われる?>

酔った勢いで冗談のつもりや褒めるつもりで言ったつもりでも相手が「不快」「辛い」と感じたらパワハラです。アルハラは「セクハラ」「パワハラ」の要素も強く、例えば「女性にお酌を強要する」のもアルハラ、パワハラとなってしまいます。ひと昔前のように「あれは酒の席だったから、酔っていたから、無礼講だよ」などと言う言い訳は通用しない時代となっています。パワハラの定義もあくまで受ける側がどう感じるか次第なので注意が必要です。一説には、職場で部下を飲みに誘うのもパワハラに値するそうです。上司からの誘いは、断りにくい部下にとっては、パワハラだそうです。部下と飲みに行くには、部下から誘われる上司でいるべきだそうです。難しい現代ですね。


<まとめ>

一般的に楽しく飲めるのは、ほろ酔い期までと言われています。自分の適量を知り、お酒の席でハメを外すことがないよう注意したいですね。アルハラなどと言われることがないよう節度ある飲酒で夏のビールを満喫してください。



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