先日、聖路加国際病院と国立精神・神経医療研究センターなどの研究チームが幼児の昼寝についての研究を発表しました。その内容は「幼児の昼寝が長いと夜更かしにつながる」といった内容です。恐らくこの記事を読んでいるママ達は「そうそう、そうなの!」と納得しているのではないでしょうか。では、子供のお昼寝の必要性、そのコントロールの仕方について注目してみましょう。


◆子供のお昼寝の必要性とは?

子供のお昼寝は多くは3歳頃までさせているようです。早いと2歳頃にはもうしなくなってしまう、遅いと5、6歳までお昼寝してた、と子供によってその差もあるようです。幼児期にはメラトニンといわれる睡眠に関係するホルモンが一番分泌される時期でもあります。このホルモンは免疫機能を活性化させることもわかっています。そして、何よりも子供は体が小さいので体と脳を昼間に一度休めるといった意味もあります。人間が1日のうちで眠くなるのは昼と夜と言われているので、その昼に短い睡眠をとることが理想的とも言われています。また、幼児期の平均睡眠時間は12~14時間と言われています。その中で昼寝は1~2時間が理想的と言われていて、長くても3時間以内がいいようです。


◆お昼寝は本当に必要なの?

科学的、医学的にお昼寝が必要だということはわかりましたが、といっても、お昼寝をしてしまったから夜なかなか寝てくれないという悩みは子供の年齢が大きくなるにつれ出てきます。では、お昼寝が本当に必要なのかどうか見極めるためにはどうしたらいいのでしょうか。

①年齢

平均的な数字ですが、3歳頃が昼寝を卒業する1つの目安だそうです。といっても、4歳になっても、昼寝をしても夜も夜更かしせずに20時、21時には寝るといった場合は昼寝がむしろ必要なのかもしれません。

②夜に寝る時間

昼寝をしなければ20時だけど、昼寝をしちゃうと23時まで寝ない、と言った場合はどうでしょうか。その場合は夕方の子供の機嫌に注目してみましょう。昼寝が必要な子供が昼寝をしなくて機嫌を損ねるのがたいがい夕方です。遊びに夢中になっていたり、お友達と遊ぶことが楽しくてテンションが高く、寝るタイミングを逃してしまっても、体と脳は正直なので夕方には電池が切れるように機嫌が悪くなってしまいます。夕方になっても機嫌が悪くならないのであれば、あえて昼寝はしないまま遊んで20時には寝る、と言った方がきちんと睡眠がとれるかもしれません。ところが、夕方泣きっぱなし、目をこすりながら早めの夜ごはんも食べられないほどであれば、それは昼寝が必要なサインです。

保育園で昼寝をしている場合は夜遅く寝ることが多いですよね。働いているママにとっては早く寝てくれれば家事も進むし、自分の時間も持てる、となりますが、保育園でたっぷり昼寝をしてきた子供たちはまだまだ元気。なかなか寝てくれません。最近は保育園、特に4、5歳以降は昼寝なしの時間管理を、という保護者からの意見も多いようです。子供も眠くないのに、暗い部屋で布団に入らなくてはいけない方がつらいですよね。


◆さいごに

まだまだ赤ちゃんの頃は午前と午後2回お昼寝をしてくれていて、その時間が唯一、ママがほっとお茶ができたり、夜ごはんの支度ができたりと自由に使える時間でしたよね。それが段々と子供が成長してくると一緒に外で体を動かす時間が増えてゆっくりする時間も減り、お昼寝の時間も減り、ママの体力はどんどんついているのか、減っているのかわからないほどぐったりと疲れてしまいますよね。お昼寝の平均的な年齢や時間を書きましたが、食事の量やその食べられる食材と同じように子供による違い、差が大きいものかもしれません。他の子供と比べるというよりも、大切なのは子供の様子をしっかりと見ながら、毎日同じ時間に寝て、起きるといったリズムを作ることです。当たり前のように感じますが、やはり早寝早起きは子供にも大人にも共通する健康になるためのコツなのかもしれません。


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