嫌なことがあっても寝たら忘れる、なんて話聞いたことありませんか?イライラした気持ちでベッドに入ったら次の日はなぜか気持ちが軽くなってるって経験もあるかもしれません。それって、実は気のせいではなく、ちゃんと科学的に根拠があることだったのです。

ストレスのたまりやすい現代人ですから、きちんと睡眠をとって、嫌なことはリセットしましょう!

 

☆夢は情報処理をするための重要なプロセス

私たちが日常生活で得ている情報は膨大なものです。それらを全部覚えて、いつでも思い出せるとなると脳に負担がかかりやすくなってしまいます。だから夢の中で必要な情報とそうでない情報を切り分ける作業をするのだと言われています。ただ、処理された情報が完全になくなるのかというとそうでもなく、記憶の引き出しの奥底に隠され、なかなか出てこない情報として保管されるそうです。嫌なことをいちいち覚えていたら、人間たまったものじゃありません。この情報処理の間に心が耐えられるように、夢がその出来事に対し、何らかの作用をしていることは間違いないでしょう。

 

☆レム睡眠が心をいやすカギとなる?

眠りの中で、人の心をいやすカギとなっているのはレム睡眠。人は、睡眠中、レム睡眠とノンレム睡眠の2つのタイプの睡眠を繰り返しています。ノンレム睡眠は熟睡している状態に対し、レム睡眠は浅い眠り。このレム睡眠中は、眼球や手足が動いたり、寝言を言ったりすることもあるそう。
また、夢を見るのもこのレム睡眠中です。このレム睡眠中には、脳内のある化学物質が多量に放出され、ストレスを軽減させる効果を発揮してくれているのです。嫌なことがあっても、次の日「なんか、もういいかな」とか「大したことなかったかも」と冷静に思えるのは、この化学物質のおかげ。気持ちが落ち着き、嫌なことに対するイライラした気持ちが軽減されたことが、寝たら忘れるの正体なのです。

 

☆睡眠不足は感情コントロールの低下を招く

睡眠不足でイライラするときってありますよね?寝不足でちょっと機嫌が悪くって・・・なんていうやつです。あれは、睡眠不足のせいで情報処理をつかさどる前頭葉の働きが鈍くなり、逆にネガティブな気持ちになりやすくなる偏桃体が活性されることから引き起こされる現象なんです。最近イライラするなあ、疲れてるのかなあ?という人は、一晩ぐっすり眠ってみてください。案外頭がすっきりして、イライラがすーっと消えていくかもしれませんよ。

 

また、最近よく聞くうつ病の原因の一端にも、睡眠不足があるそうですやはり、感情の処理がうまくいっていないことがうつ病につながっているということでしょうか?


☆ただ眠ればいいというものでもない

寝ればストレスから解放されるのね!寝ればこの気持ちも収まるのね!と言われると、実はそうでもありません。だらだら眠っても意味はないのです。メリハリのついた、質の良い睡眠をとることが重要なのです!
理想の睡眠時間は6~7時間と言われています。この時間を大幅に超えた睡眠は、逆に脳の働きを低下させ、ぼーっとさせることにつながりますし、短ければ情緒不安定になることも。脳が欲する適正な休息時間を与えることで、きちんとした働きが行われますので、だらだら眠るのではなく、規則正しい生活を送りながら感情のコントロールを目指しましょう。

 

ストレス社会の現代において、質の良い睡眠は、死活問題にもなるほど重要な位置を占めています。普通に生活していても必ず受け入れなければいけないストレスとどう、向き合っていくか、これは、現代人に課せられた大切な問題なのではないでしょうか?
ストレスを和らげる方法の一つとして、睡眠を大切にし、この現代社会を乗り切っていきましょう。 






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