話の節々で使う「ことわざ」、正しい意味を知って使っていますか。意外と本当の意味を間違えて覚えていることが多いのです。間違えやすい「ことわざ」をはじめ、色々な「ことわざ」の意味をみてみましょう。
正しい「ことわざ」の意味、使い方を知っていると、あなたのイメージもアップするかもしれませんね!

「馬子にも衣装」

※誤 “まご”という言葉を“孫”と勘違いしてしまい、”孫に立派な衣装を着せてみると意外と似合った“というような使い方をしてしまう。
※正 外見を立派にすれば誰でも引き立つこと。(”馬子“とは馬に荷物を載せて運ぶことを仕事にしていた人のこと)

「情けは人のためにならず」

※誤 情けをかけることは相手のためにならないので、安易に人助けをするのは良くない。
※正 人に情けをかけることは、巡り巡って自分にも良いことが訪れる。だから、他人には親切にしよう。

「閑話休題」

※誤 本題からそれた話をする。
※正 予断をやめて話を本題に戻すときに使う言葉。

「かわいい子には旅をさせよ」

※誤 かわいい子には贅沢な旅をさせてあげよう。
※正 かわいい子でも甘やかせずに世の中の苦労を体験させよう。

「濡れ手に粟」

※誤 “泡”ではなく“粟” いくら努力しても実らない事。
※正 苦労せずに多くの利益をあげること。(“粟”という穀物を濡れた手でつかもうとすると、とてもたくさんついてくることから)

「三つ子の魂百まで」

※誤 幼いころから習い事などをさせるのがよい。
※正 幼いころの性格は歳を取っても変わらない。

「沈黙は金」

※誤 時は金なりと同じようにとらえて金(きん)を(かね)と読み、間違ってとらえてしまう。
※正 しゃべり過ぎは、災いを招くことがあり、品位も下がる。

「枯れ木も山の賑わい」

※誤 つまらないものでもいないよりはまし。
※正 枯れ木であっても山に趣を添えるから、つまらないものでも無いよりは“まし”であるということ。

使う時が問題で、来てくれた人たちへのお礼の言葉に使うのは間違いです。

「流れに掉さす」

※誤 流れに逆らう事。
※正 流れに乗る事。時流をつかんで順調に進めること。

「綺羅星のごとく」

※誤 キラキラ光り輝いていること。
※正 素晴らしい人や物がたくさん並んでいること。

正しくは「きら、星のごとく」と読む。 ”綺羅“とは高級な着物のこと。”星のごとく“は光り輝くという意味ではなく、数が多いという意味。

「待てば海路の日和あり」

※誤 “海路”を“カイロ”と勘違いする。
※正 今は海が荒れていても、じっと待っていれば出航にふさわしい日が必ずやってくる。

「船頭多くして船山に上る」

※誤 人が沢山集まれば何でもできる。
※正 一艘の船にたくさんの船頭がいたら、船が山に登ってしまうようなおかしな方向に進んでしまう事もある。 

指図する人ばかりが増えて物事が見当違いの方向に進んだり、うまく運ばない事をいう。

「蛙の子は蛙」

※誤 他人の子供を褒めるつもりで使ってしまう。
※正 とにかく子供は親に似るもの、転じて凡人の子は凡人であるという意味。

「檄を飛ばす」

※誤 元気のない人、落ち込んでいる人を元気づける。“檄”という感じを“激”と書いてしまうのも間違い。
※正 自分の主張を広く知らせるという意味。

「役不足」

※誤 自分に与えられた役に対して謙遜したつもりで使ってしまうと、自分にはもっとふさわしい大役があるんだと言っていることになってしまいます。自分の力量が及ばない時は「力不足」という言葉が正しいです。
※正 力量に比べて与えられた役が軽すぎること。

ここまでは、間違えやすい「ことわざ」を書きましたが、よく聞くけれど、はっきりと意味を説明できないような「ことわざ」を書いておきます。頭の片隅にでも、ちょっと置いておいて下さいね。

「四面楚歌」
周りを敵に囲まれて孤立し、見方や助けが得られない状態のたとえ。

「河童の川流れ」
泳ぎが達者な河童も、時には川の水に押し流される。名人上手であっても失敗することがあるという意味。

「竜頭蛇尾」
頭は竜のように堂々として立派だが、尾は蛇のように細くて貧弱だという意から、はじめは盛んだが、終わりはさっぱり振るわないことのたとえ。

「日日是好日」
一日一日が楽しく平和で良い日であること。

「江戸の敵を長崎で討つ」
江戸の地で自分をひどい目に合わせた相手に対して、遠く離れた長崎で敵討ちするという意味。意外な場所や領域、あるいは筋違いのことで仕返しをすること。関係のないことをして気を晴らす場合も使う。

「蝸牛角上の争い」
狭い世界での、こせこせしたつまらない争いのたとえ。

「勝てば官軍負ければ賊軍」
道理にかなわなくても勝ったものが正義となり、負けたものは不正の汚名が着せられる意で、勝敗によって正邪善悪が定まるたとえ。

「窮鼠猫を噛む」
追い詰められた鼠は猫にさえかみつく。絶体絶命の立場に立たされると、弱いものでも強い相手に反撃してかつことがあるというたとえ。

「将を射んとせばまず馬を射よ」
敵将を討ち取ろうと思ったら、まずその敵将の乗っている馬を射倒せということで、目標に直接ぶつからず周囲から攻略する方が効果的だという意味。

「蟷螂の斧」
弱いものが、自分の非力を顧みずに強者に手向かうことのたとえ。勝ち目のないはかない抵抗を言う。

ことわざというのは、古くから語り継がれてきた風刺、教訓、知識、興趣などを含む言葉です。
その意味をみてみると、言い得て妙だなと感心してしまいますね。
まだまだたくさんのことわざが日本にはあります。これを機会にことわざに触れる機会を持ってみると、意外とはまってしまうかもしれませんよ。



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