ニュースで被害に遭われた方のお話を聞いたことがあると思いますが、「スズメバチ」「ハクビシン」の活動期はちょうど今。今や住宅地でもその被害は拡大していると言われます。都会なので大丈夫ではないのです。被害に遭わないためにきちんとした知識を身に着け、備えましょう。


【スズメバチ】

・スズメバチとは

スズメバチの種類は約70種、日本には16種類います。
強い攻撃性で最も危険とされるのが大スズメバチです。他にも、キイロスズメバチも危険です。ニュースでよく被害を聞くのがこの2種類です。

1年のうち、1番危険なのが8月と9月です。
新女王蜂の交尾が行われるこの時期に、スズメバチに襲われる被害が増えます。

原因の一つは食糧不足です。成虫は、幼虫の出す蜜などを食べますが、幼虫は肉食のため、成虫が捕獲してきたセミやバッタなどを食べます。
秋は昆虫が減るため食糧探しに躍起になった働き蜂は、凶暴性がまし、弱い幼虫を団子状にして他の幼虫に与えたり、大スズメバチが他のスズメバチやミツバチオスを襲ったりします。
それに加え個体数が最も多い時期でもあるため、人間と接触する可能性も高くなります。

・スズメバチに刺されるとどうなるの

刺された瞬間はチクッとします。しばらくすると異様に腫れ上がります。
1週間ほど腫れは続き、治りかけるとひどいかゆみに襲われます。
最も危険なのは蜂の毒に対するアレルギーがある人です。
指されて数分後には「アナフィラキーショック」と呼ばれるアレルギー反応によって、意識障害や呼吸困難と言った症状が現われ、最悪の場合は死ぬこともあります。
初めて刺されたときは大丈夫だった人でも、二度目や三度目に刺されたときに、抗体が過敏に反応することもあるので注意が必要です。

・アナフィラキーショック症状
意識がもうろうとしたり、呼吸困難、血圧の低下が見られたらショック症状の兆候です。
蜂毒に対するアレルギー反応は人によって様々ですが、共通するのは、蕁麻疹、発汗、吐き気、頭痛、腹痛など、刺された場所の痛みや腫れ以外に全身的な症状が出ることです。

・刺されたときはどうするの

1.刺されたところを流水でよく洗い流し、手で毒液を絞り出すようにします。この時に口で吸いだしてはいけません。口内に傷があると傷口から体内に入るのを防ぐためです。
2.患部に虫刺されの薬(副腎皮質ホルモン含有の抗ヒスタミン軟膏)を塗ります。
3.処置を済ませたら、刺された場所を冷やして高く上げ、すぐに医療機関を受診してください。

※刺されたところ尿をかけるなどの民間療法には根拠がありませんので、やめておきましょう。
アナフィラキーショックは極めて短時間で起こります。救急車を呼ぶことも考えましょう。
(参考 http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/interview/23/index2.html)

・巣を作り始めたら

巣を作り始めるのは、越冬した女王蜂が土から出てくる5月ごろから始まります。
巣作りの場所はスズメバチの種類によって様々です。
家の軒下・天井裏・床下・木の枝など、スズメバチの巣は徳利を逆さにしたような形です。
初期段階では、女王蜂1匹で活動しているのでこの時期に駆除してしまうのが良いでしょう。
7月以降は、働き蜂が徐々に増え、巣はほぼ球形になっています。
女王蜂1匹だけの時は攻撃してくることはありませんが、巣の中の幼虫が働き蜂として活動を始めると攻撃をしかけてきます。

・巣の駆除

1.自治体によっては無料で駆除してくれるところもあるので調べてみましょう。(業者の紹介をしてくれるところもある)
2.業者に頼んで有料で駆除してもらう。
3.自分で駆除スプレーなどを使って駆除する。

業者に頼んだ場合、割と高額なので自分で駆除する方も意外と多いようですが、危険であることは間違いないのでよく考えて決めましょう。

【ハクビシン】


・ハクビシンとは

ハクビシンは感じで「白鼻心」と書きます。その名の通り、額から鼻にかけて白い線が入っているのが特徴です。
体長 50~75センチ程度 成獣になると尻尾を含めて1メートル近くになるものもいます。
生息地域 日本全国で生息が確認されています。元々は里山に住む動物でしたが、近年は首都圏の住宅街でも見られるようになっています。

・ハクビシンの被害

ハクビシンは木登りが得意なため、天井裏に簡単に侵入してきます。天井裏・床下・物置などが格好の巣作りの場所になっています。

・屋根裏の断熱材を食いちぎり、ねぐらにしてしまう。
・屋根裏に住み着き、トイレにしてしまう。その場合糞尿のにおいで気づきます。ひどい場合には、糞尿で天井板が腐ったり、重さで抜け落ちたりすることもあります。
・ハクビシンの体にはノミ・ダニがいるので家の中にも侵入してしまう。ダニの死骸がアレルゲンとなってしまう。

・こんな気配を感じたら・・

・夜中に天井裏で足音などがする
・家の周りに動物の足跡がある
・天井に滲みができ、糞尿のニオイがする
・ニャーニャーギャーギャーという泣き声がする
・近所でハクビシンの被害があった

このような気配があったらハクビシンが侵入している可能性があります。

・ハクビシンの駆除

ハクビシンは侵入経路がはっきりしていないため、法的に駆除対象となっていません。
農作物が荒らされたり、民家に巣を作ったなどの実害がないと駆除も出来ないのです。駆除に際しては、自治体の許可が必要です。
もし、ハクビシンの侵入が疑われるようであれば、専門の業者に依頼して、調べてもらいましょう。
健康被害が起こってしまう前に対処しましょう。
(参考 http://www.hakubisin.com/ecology/

「スズメバチ」「ハクビシン」どちらも家に侵入してほしくありませんね。被害に遭わないうちに、発見したら早めの対処をして快適な夏を過ごしましょう。




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