気づくと発生してしまう「カビ」。食品に生えるものからお風呂、革製品などいろいろなところに生えてくる憎きものです。「カビ」についてよく知って、今年はあまりお目にかからないようにしたいものです。

「カビとは」

菌類の1種を指しています。通俗的な呼び名で、高温多湿の季節に食品・衣類・などに生えてそれを覆い変質させる微生物でその集まりをいいます。

「食品に生えるカビ」

一番気になるのは食料品に生えるカビですね。実は、カビの種類は1万3000種以上と言われています。納豆や味噌をつくるもとになる麹菌のように、食べても問題ないかびは多く、人体に有害なカビは1%未満なのです。

とは言っても、カビが生えてしまった食品を食べるのはどうでしょう。
カビが生えてしまった食品は、見えているカビを削り取れば大丈夫なんて言って食べてしまう人もいらっしゃいますが、表面に見えるころには深さ3cmまで菌糸が達しているので、決して安全とは言い切れません。発がん性の高い毒を放ち、肝臓や腎臓に深刻なダメージを与えるカビも存在するので、安易に口にするのはやめた方が無難です。

表面のカビは”氷山の一角“です。
真菌とも呼ばれるカビは菌糸と胞子で構成され、ある意味で植物に近い性質を持ちます。食品や人に付着すると、根のような菌糸を延ばし、枝分かれさせながら内部に侵入していきます。
栄養分を休止、運搬するのが目的なのです。菌糸によって得られた養分は、やがて種に相当する胞子を生みだします。キノコが“かさ”から胞子を放つのも同じ真菌のグループだからで、こうして仲間を増やしているのです。

カビの中では、強力な毒を放つものは、アスペルギルス属が生み出すアフラトキシンやペニシリウム属4が放つオクラトキシンです。
以上のことを踏まえると、カビは表面に見えているものを食べるのが危険であることがお分かり頂けると思います。

(参考:マイナビウーマン)

「家の中のカビ」

家の中でも、カビが生えてしまうことがあります。カビが自宅に生えた経験のある方は多いと思います。
家の中に生えるカビと言って思い浮かぶんは「黒いカビ」でしょうか。水にぬれたところや湿気の多いところを好む「くろかわかび」が増えると黒い汚れとなってあらわれます。
キッチン、洗面室、浴室、エアコンの内部、結露でぬれた壁などにみられる黒い汚れの正体がこれらのカビということです。

※カビの色と種類

カビにも色々と種類があり、色や性質も色々です。
ここで覚えておきたいのが「湿度の高いところだけにカビが生えるわけではない」ということです。

・湿度90%以上を好む好湿性のカビ

黒 くろかわカビ すずかび等 浴室で見かける黒いカビ。食品や衣類にも生えます
赤褐色 他 赤カビ等 野菜を育てる畑などで見られ、土壌、麦などの植物、汚水などに存在

・湿度80%以上を好む中湿性のカビ

青灰緑色 あおかび等 餅やみかん、リンゴなどの食品、ハウスダストなど色々なところに分布
黄土色、他 コウジカビ等 パンやまんじゅう、ナッツ類、穀類などの食品の他ハウスダストなどに分布

・湿度65%以上を好む好湿性のカビ

黄橙色 かわきこうじかび等 乾物、穀類などの食品の他に、カメラのフィルムや精密機械の基盤で繁殖
あずき色 あずきいろかび チョコレート、カステラ、羊羹、干し柿など鮮度の高い食品に発生することが多い

※カビを発生させないようにするためには

・カビの発生に必要な条件

栄養分・酸素・温度・湿度・時間
これらの中で栄養分、酸素、湿度は人間が生きていく中で取り除けない要素です。
取り除くことが出来る要素は湿度と時間という事になります。

・カビの好きな湿度を作らない

定着するための時間を与えないという事がカビ対策のポイントです。
日常的に“換気”や“こまめなお掃除”を続けることが大切です。

(参考・ダスキン)

「カビが生えてしまったら」

注意していてもカビが生えてしまうことはあります。お掃除はどのようにした効果的でしょうか。

・浴室

浴室のカビは塩素系のカビ取り剤が効果的です。浴室に残っている皮脂や石鹸分を浴室用洗剤でよく落としておきます。そのあと水けをふき取ってから、カビの生えているところに塩素系カビ取り剤をスプレーします。スプレーしたところをキッチンペーパーなどで覆い、その上からラップをしてしばらく置いておくとカビ取り剤が蒸発することがありません。数分したら水で良く洗い流します。

一度で取りきれない場合は、数回に分けて落としましょう。

浴室がきれいになったら、今後カビを発生させないために、1日の最後に入浴した人が、洋室全体にお湯をかけて、皮脂、石鹸分を洗い流し、そのあと水のシャワーをかけて温度を下げるようにしましょう。出来たら水分を拭き取るまたはスクイーザーなどで払っておくとかなり効果的です。

気づかないうちに生えてしまう「カビ」ですが、何とか今年は生えないように頑張りたいものです。
何事も日々のお手入れが大切なのですね。



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