「日本料理は目で食べる」
「フランス料理は鼻で食べる」
「中国料理は舌で食べる」

なんて言われますが、「喰わず嫌い」があるようにやはり料理は視覚が大切、私は長らく料亭さんでお手伝いをしていたので料理の色や器、盛りつけとても気になります。というか、私自身、もう完全に色で食べているし、チャクラに合わせて食事しているので、またちょっと違うのですが。基本的に彩りのないモノは、正直言ってあまり食欲や興味がでない・・。

料理の味は精神的なものに大きく左右されます、ピクニックで食べるお弁当の美味しさ、気の合う仲間とバーベキューの味、といったように同じ料理を食べてもその場の雰囲気で美味くなったり不味くなったり、ですから食事環境づくりはとても大切です。

東洋医学の診察法に、人の体を“色”で診る方法があります。

東洋医学の基本的な考え方である“陰陽五行論”をもとに五臓を色で分け、主に顔色と目の周辺を見て診断する方法です。
 
この“色”は食材にも適用することができます。今回は、病気の予防にも繋がる、食材の色に応じた機能と効果をご紹介します。

■五行論で色分け

陰陽五行論は東洋医学の基本的な考え方で、「陰」と「陽」、そして五行(木・火・土・金・水)に全てのものが分けられるという理論です。五臓はそれぞれ、「肝」は青、「心」は赤、「脾」は黄、「肺」は白、「腎」は黒とされています。
元々は、青は新緑の色、赤は火の色、黄は土の色、白は金属の色、黒は深層の水の色です。この色の違いで五臓の働きを診ていきます。
例えば、簡単に言うと、顔が赤いと「心」に、また顔が黒いと「腎」に何らかの異常がある、と考えられています。もちろん、実際の診察方法はもっと複雑です。
この五行論の色を用いて、食事に活かしていく事で、健康な体を維持していく事が出来ます。

■食材を色分けすると

五行論はバランスです。つまり、五色の食材をバランスよく食べる事により、健康を保つという考えです。まず野菜類が一番分かりやすいでしょう。

青というのは、緑のことです。緑の野菜はたくさんありますが、緑の野菜を摂ることで、「肝」の機能を向上させるので全身の血液循環を良くし、免疫力を上げたり代謝を促進したりします。

では、赤は?トマトやニンジンなどです。赤の野菜を摂ることで、「心」の機能を向上させて精神的なバランスが整えられます。さらに血を補ってくれるので、全身に血が行きわたり冷えを改善させます。

黄はカボチャやコーンなど。大豆も黄に含まれます。これらは「脾」の機能を向上させます。消化器系の働きが良くなり、身体に必要な栄養を十分に作る事により、抵抗力を保つ事ができます。

白は大根や白菜です。キャベツも白です。これらは「肺」の機能を向上させ、「脾」で作った栄養を体中に行きわたらせます。また消化機能も助けるので、「脾」と共に抵抗力を向上させます。

黒はシイタケやゴボウです。これらは「腎」の機能を向上させ、生命力の源である原気を増加させ、慢性疾患を改善させます。また生殖機能も向上させます。

野菜以外で言えば、牛肉・豚肉・鶏肉は赤、豆腐や味噌は大豆なので黄です。白米や小麦粉などの穀類はほとんど白です。サツマイモは黄ですが、ジャガイモは白です。海藻類は黒になります。

■色のバランスが重要

このように色分けした食材を“バランスよく”摂ることが重要です。
偏った食べ方は逆効果となってしまいます。適切な摂取は対応する臓器の機能を向上させますが、過多になると機能を損なわせてしまいます。

このように、五つの色の食材を一日の食事の中でバランスよく食べれば、健康を維持できると考えられます。毎食は無理でも、昼食や夕食のどちらかに色を意識する事でバランスを保つことができると思います。古来より医食同源と言われているように、毎日の食事が病気の予防になりますよ。

まあ、陰陽五行の考え方に基づいて栄養バランスの良い食事を摂るなんて言うと、なんとなく難しく感じて敬遠してしまうかもしれませんね。

ただ、食物の色に注目してイロトリドリの野菜を盛り込んだ素敵な食事を用意すれば、それはすでに栄養満点です。ご安心ください。

あなたの体を創るのは、あなたが口に入れるモノです。
そう考えれば、悪いモノばかりも食べていられないはずですよ。

もし体に悪いモノを食べすぎたな・・、と思った時には。綺麗なお水を沢山飲んで体の中を洗い流し、新鮮な果物や野菜をたくさん食べればいいんですよ。



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