5月も後半、この春大きく環境が変わった人もいるかもしれません。特に学生から社会人になる人は、人生における一つの大きな節目を迎えたとも言えるでしょう。すべてがこれまでと違う環境の中、少なくとも「敬語」と「マナー」には気をつけたいもの。自分では丁寧に話しているつもりでも、実は間違った敬語を使っていたり、実はマナー違反だったりすることもあります。今一度、この二つを見直してみましょう。

1.ビジネス敬語をおさらいしましょう





敬語に苦手意識を持っている人は多いですが、いくつかの基本さえ押さえておけば、自信をもって誰とでも会話ができ、仕事もスムーズに進むはず。

シンプルで、きちんと伝わる大人のビジネス敬語を身に付けましょう!


①ウチソト逆転敬語


たとえば、「うちの○○部長が△△とおっしゃいました」など、社外の人に対し、たとえ自分の上司であっても社内の人のことを高めて話すのはNG。

この場合は「○○が申しておりました」が正解。

社内外を問わず、ビジネスの場面で身内のことを「父がおっしゃいました」など高めて話すのも間違い。

まずは誰を高め、誰を低めるかを意識しましょう。


②二重敬語


一つの言葉を二重に敬語化すること。

「先生がお話になられる」などはその典型。

正解は「お話になる」。

ダブルで使っても敬語が高まるわけではなく、かえってまどろっこしく聞こえるので注意しましょう。


③不要な「サ」入れ敬語


「試供品を使わさせていただきました」「企画書を書かさせていただきました」は間違い。

いずれも「さ」は不要です。

正しいフレーズを覚えて、すっきりした敬語遣いを心がけましょう。


④マニュアル敬語


飲食店でよく耳にする「○○でよろしかったでしょうか」「○○円からお預かりします」といった表現は、不快に思う人もいるので避けましょう。

正しくは「○○でよろしいでしょうか」「○○円お預かりします」。

改めて考えてみると、わざわざ過去形にする必要も、お金に「から」をつける必要もありませんよね。


⑤意外と多い!?目上の人に「了解しました」


誠意は伝わるけれど、実は適切でないのがこの言葉。

つい英語の”Yes,sir!”のような感覚で、「了解しました!」と元気に答えがちだけれど、「了解」という言葉には敬意が含まれていません。

「かしこまりました」「承知しました」が正解◎。


2.社内宴会のマナー





歓送迎会などのイベントも多いはず。

飲み会は疲れるからと、敬遠する若者が増加傾向にあるようですが、飲み会は大切なコミュニケーションの場。

お酒が入ると上司の本音が聞けたり、メリットも多いのです。

社内の人脈を広げるためにも、忘年会、新年会、歓迎会や送別会などのイベント時には、できるだけ参加しておくのが正解です。


Q.飲めないのに、お酒をつがれてしまったら?

A.最初に一口飲んだら、あとはやんわりとした言い方で断る


乾杯のグラスは一口だけ飲めれば、あとは無理して飲む必要はありません。

ただし「飲めません!」とダイレクトに断ると場の雰囲気が壊れるので、「量が飲めないので」「弱いので…」など、やんわり断るのがマナー。


Q.職場の話以外に共通の話題が少なく、当たり障りのない話ばかりで親睦が深まらない・・・

A.世代を超えて盛り上がるネタを仕入れておこう


出身地、スポーツ、ペット、女性の場合は血液型など、世代を超えて盛り上がるネタを普段から仕入れておくと困らない。

逆に、興味本位で結婚生活などの話題を自分から振ってしまうと墓穴を掘りかねないので注意が必要。

様子を見てからにしましょう。


3.こんなマナーも忘れずに!





どんなに顔馴染みの顧客であっても、礼儀作法は意外と見られているもの。

敬語や社内宴会だけじゃない、こんなマナーも当たり前ですが守れているか、今一度見直してみましょう。


①メールの返信は早めが鉄則


仕事ができる人は、メールのレスポンスが早い人が多いですよね。

上司・部下に関係なく、メールはその日のうちに返すのはもちろん、後回しにはしないようにしましょう。

まだハッキリとしたことが分からない場合は、「○○日ごろには確定しますので、確定次第お知らせいたします」と状況を伝えましょう。


②時間は守る


これも当たり前のことですが、意外にルーズな人は多いものです。

日本はとにかく時間に厳しい国。電車の遅延などでやむなく遅れる場合は、状況が分かり次第、何分遅れるのかを早めに正直に伝えておくと、相手も計画しやすいはず。

もちろん、万一の電車の遅延を見越して、早めに出発するのもマナーです。


③香りのマナー

キツすぎる香水など、香りは意外と本人は気づかないものです。

香水をつける場合はごく薄く、シュッと頭上に振って下をくぐる程度にしましょう。

また、食事後や飲み会後の口臭にも要注意。

昼休みには歯を磨く、磨けないときはミントガムを噛むなど、心がけましょう。



いかがでしたか?

大人の付き合いは一筋縄ではいかない、なかなか難しいもの。

でも、自分がきちんとマナーを守っていれば、自然と周りから信頼され、充実した社会人生活を送れるはずです。

安心しているベテランの人も、もう一度、敬語やマナーを見直してみましょう!



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