食卓に並ぶ、お茶碗やお皿、マグカップなどの食器。お使いの器の裏を見てみると、産地や作家さんの名前が入っているかもしれません。 私たちが普段当たり前のように使っている「陶磁器」。(「陶磁器」とは、「陶器」と「磁器」の総称です。)

日本各地でつくられている陶磁器には、歴史や取れる土や石が違うため、土地それぞれの特徴が見られます。 あらためて、今日の食卓に並んでいる食器に目を向けてみると、新しい発見とともに、その上に盛られた料理も美味しく感じるかもしれませんね。そこで美しい焼き物に出会うべく、全国の陶器市についてまとめてみました。

◆有田陶器市

有田焼で有名な佐賀県有田町で毎年4月29日~5月5日に開催される日本三大陶器まつりのひとつ。有田駅周辺の約4kmに渡って500店以上が並ぶ日本最大級の陶器市で、期間中約100万人が訪れ、多くの焼き物ファンで賑わいます。

2014年で111回目を数えたとても伝統ある陶器市。この期間だけは通常一般客を受け付けていない窯元さんが、門戸を開いている場合もあり、掘り出し物にも出会えるチャンス。また、頭上に皿を乗せ、落とさないように走る「皿かぶり競争」のような面白いイベントも盛りだくさん。

◆土岐美濃焼まつり

400年の伝統ある美濃焼で有名な土岐市で毎年5月3・4・5日に行われる日本3大陶器まつりのひとつ。期間中は県外からもたくさんの人が押し寄せ、毎年40万人もの人が訪れます。

出展者は、美濃焼きの窯元や陶器卸商、全国の陶芸作家達なので、新製品を窯元や陶芸作家から直接購入する事ができ、中には市場に出回っている価格の3~5割ほどで安く購入する事も。会場内をくまなく巡り、掘り出し物を見つけてみるのも○!

◆せともの祭

瀬戸物で有名な愛知県瀬戸市で行われる日本3大陶器まつりのひとつで50万人もの人が訪れます。瀬戸川沿いに約200のお店が並び、あらゆる「せともの」がお値打ち価格で販売されます。

期間中は様々なイベントもあり、祭の一環として花火大会も開催。会期中に毎回1度は雨が降ってしまうというジンクスがあり、あまりにも雨が降るので開催期間を1週間ずらしたが、やっぱり雨だったという話も。来場する際、傘は必須です。

◆信楽陶器まつり

狸の置物で有名な信楽焼の産地、滋賀県の甲賀市信楽町一帯で開催される信楽陶器まつり。信楽駅前で多くの窯元が一同に出店する「大陶器市」と陶芸の森で80店舗ほどのテントに県内の陶芸作家さん達が出店する「セラミックアートマーケット」2会場で行われます。信楽の町では、いたるところに狸の置物を見ることができるので、お気に入りの狸を見つけてみてはいかがでしょうか。

◆九谷茶碗まつり

毎年5月3・4・5日のゴールデンウィークに能美市で行われる九谷焼の一大イベント九谷茶碗まつり。九谷焼の窯元、製造業者や卸店の約100ものテントが並びます。日本全国からおよそ30万人の人々が訪れ、日本を代表する色絵陶磁器である九谷焼が高級品から普段使いまで、日頃の価格とは比べられない破格のお値段で販売されます。ステージでの各種イベントも盛りだくさん。

◆益子陶器市

益子焼で有名な栃木県益子町で毎年2回、春のゴールデンウィークと秋の文化の日前後に開催。店舗数約50店、約500のテントが立ち並び、有名無名問わず様々な作家さんの作品が販売されます。また、益子は陶芸家の方だけでなく、ものづくりをする人が多く移り住む「土と芸術の街」。都心からも程近く、アクセスもしやすいので春には約40万人、秋には約20万人もの人々が訪れます。

◆備前焼まつり

毎年10月に備前焼で有名な備前市で開催される備前焼まつり。毎年全国各地から約15万人の備前焼愛好者で賑わいます。少しお高めな備前焼が通常より2割程度安く買えます。普段は全国で活躍中の備前焼作家さんも多くが戻ってきているのでお話できるチャンス。また、古き良き街並みの雰囲気に心癒されるのではないでしょうか。

いかがでしたか?どの陶器市も焼き物の名産地で開催されるので、一度は聞いた事のある焼き物があったのではないでしょうか。他にもまだまだ日本全国たくさんの陶器市があります。普段なかなか出会う事がない作家さんと、直接お話するチャンスがあったり、地元の人との交流、楽しいイベントがあったり。作り手の想いを知り、より作品に愛着が生まれる…そんな体験が陶器市の魅力ではないでしょうか。また、掘り出し物との出会いはまさに一期一会と言えるかもしれません。皆さんも陶器市でステキな出会いをしてみませんか。



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