貧困で入学式欠席、お金がなくて制服を買えず、入学式を欠席した児童がいる……。卒業入学とおめでたいことが続くこの春、こんな悲しいニュースがあったことを皆さんはご存知でしょうか?

この話を知ったとき、物質的に豊かであるはずの日本で、必要なものが買えないということが現実に起こってしまうほど、日本の子育て家庭が追い込まれているということにすごくショックを受けました。今の日本の子育て環境は一体どうなっているのでしょうか?今から結婚し、子供を産む人が知っておくべき現状をお伝えしましょう。

【入学にかかるお金はかなり大きい】

今回、ニュースになった子供が買えなかった制服は3万5千円。そう、入学はただではできないのです。制服以外にも教科書や体操服、上靴、通学用の指定品など買わなきゃいけないものは様々。大体10万円近くはかかります。両親共働き世帯や子供が1人の世帯などは普通に用意できる金額かもしれませんが、子供が多かったりシングルで育てていたり、非正規雇用であったりすると、なかなか厳しい金額と言えるでしょう。

【高校まで出るのが普通! でもその負担は重くのしかかる】

今の日本で定められた義務教育期間は中学校3年生までです。でも実際は最低でも高校までは出すのが普通。その後、就職する子と進学する子に分かれます。もし進学した場合、高校の授業料は公立でも5~6000円はかかります。子供が1人だったらいいのですが2人3人と増えていくとその負担は多くなってきます。

地元の公立が荒れている、競争率が高すぎる、学びたい学科が公立ではない、そういう時には私立に入学しますが、そこはもっと高い。地方であっても4~5万は当たり前の世界です。授業料が無償化され、だいぶ負担が軽くなりましたが、私立の場合は完全無償化とは言えず、公立との差額分は支払わないといけないので、経済的負担が大きく、途中退学する生徒も少なからず存在するようですね。

幼稚園から高校まですべて公立であっても、高級外車が1台買える金額くらいはかかると言われていますので、毎日の生活が厳しい家庭では子供の教育費に力を入れることができないのが現状のようです。

【貧困家庭を助けるプロジェクトも始まっている】

今、こういった問題に目を向け、支援しようとする動きが全国的に高まっています。経済的に苦しい子供を飢えさせないために「子供食堂」を実施、首都圏内だけでも22カ所に設置されていて、苦しい世帯の子供の栄養摂取を助けています。

また、福岡県ではコンビニと提携し余ったお弁当類などを貧困家庭に届ける仕組みを創設、同じく福岡県古賀市では卒業生に制服の無償提供を呼びかけ、集まった制服を、貧困家庭に配布するという仕組みを実施しているのです。

子供の貧困は今、実際に私たちの身近に迫っています。社会全体で支えないと救えないところまで来ているのです。しかし、現実を知らない人が多すぎることで、支援の手が足りていないという部分もありますので、どんどん声を大きくして伝えていかなければなりませんね。 

【教育ほど大切なものはない】

お金がないなら学校に行かずに働けば? という声もあるようですね。でも、学ぶ意欲のある子が経済的理由で進学をあきらめるのはあまりにも悲惨すぎます。無償の奨学金も枠が狭すぎますし、家庭そのものが苦しかった場合、進学せず働いて家にお金を入れないと家族が飢えてしまうという場合もあるということを知っていてください。

子供を教育するということは、将来日本を担う世代を育てるということに繋がるのです。私たちが年を取ったとき、社会を回していくのは今の子供たち。将来日本がどうなるかは、今の子供たちにかかっているのですから、子供がいるいないに関わらず、真剣に向き合うべき問題と言えるのではないでしょうか?


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