私達の世界は、沢山の変化を繰り返してきました。時代の流れと共に、沢山のモノが便利になり、無くなり、作られを繰り返されてきました。ですが、いつの時代にも変わらない事は一つだけあります。それは、人が人を愛することです。いつの時代も変わらない事は、とてもシンプルな「愛する」と言う思いです。恋愛も時代の流れで少しづつ変化している部分はあると思いますが、大きな部分では何も変わりはありません。好きな気持ちはいつの時代も人の心を醜くも、豊かにもするのです。今回は、過去の偉人たちの恋愛模様と、偉人たちが愛する人に対する思いをつづったラブレターをご紹介していきたいと思います。



【偉人たちのラブレター】

◆芥川龍之介さん
「ボクはすべて幸福な時に、一番不幸な事を考へます。そうして万一不幸になった時の心の訓練をやって見ます。その一つは文ちゃんがボクの所へ来なくなる事ですよ。もう遅いから、やめます。文ちゃんはもう寝ているでしょう。寝ているのが見えるような気がします。もしそこにボクがいたら、いい夢を見るおまじないに、そうっとまぶたの上を撫でてあげます。」


神経質なイメージが付きまといがちな芥川龍之介ですが、愛する文に宛てた手紙は愛情に満ち溢れています。愛する人に会える喜びや別離への不安を、私たちと同じように感じていたんですね。
そして、もう一つ、愛する文さんに宛てたラブレターをもう一つ。

「僕のやってる商売は、今の日本で一番金にならない商売です。 その上、僕自身もろくに金はありません。 ですから、生活の程度からいえば、何時までたっても知れたものです。 それから僕は、からだもあたまも、あまり上等には出来上がっていません。 あたまの方は、それでもまだ少しは自信があります。 うちには、父、母、伯母と、としよりが三人います。 それでよければ来て下さい。理由は一つしかありません。僕は文ちゃんが好きです。それだけでよければ来て下さい。」

凄くストレートなラブレターだと思いました。今の自分には何もないけども、君に対しての気持ちは真実だという思いがひしひしと伝わってくるように感じます。



◆アルベルト・アインシュタイン
「愛しい人よ、君に出会う前僕は一人でどうやって生きていられたのだろう。君無しでは、僕の人生は人生ではない。愛する人よ、結婚したら一緒に化学の研究を続けよう。教養のない俗物として、年を取りたくないからね。今、君以外の人は全て、目に見えない壁の向こうにいるようでよそよそしく感じるんだ。」


アインシュタインの科学オタクな部分を強調しているようなラブレターにも感じますが、お相手の方は同じ科学研究者の三歳年上の女性なので成り立つ手紙なのでしょう。自分は変わり者だという事を自負しているようにも感じますし、そして、一人の女性を愛するただの男という思いが伝わりますよね。



◆マリリンモンロー
「恋人たちにため息を、バラは咲き乱れ音楽は流れる。唇と瞳に情熱を。喜びに世界は踊りまわる。まぶしい太陽が空にさんさんと降り注ぎますように、あなたを愛させて、さもなければ死を…」


この数日後、マリリンモンローは自殺をしました。奇跡の大女優とも言われたマリリンモンローでも、恋愛の大渦には抗う事は出来なかったのでしょうか。そして、愛する人と結ばれることは奇跡にも近い事だという思いが、胸が痛くなるほど伝わる文面です。何でも持っていると他人は思うかもしれません、でも、一番欲しいものは自分しか分からない。そして手に入ることが出来ないかもしれない。それが、人の心で、愛することなのかもしれませんね。



◆夏目漱石さん
「俺のような不人情なものでも、頼りにお前が恋しい。これだけは奇特と言って褒めてもらわなければならぬ」


夏目漱石さんは、びっくりするほどの亭主関白だと言われています。単身でイギリスに渡っている間、寂しさのあまり奥様に宛てた手紙の内容が可愛すぎてびっくりしてしまいました。
「俺のような、こんな男でも、お前が恋しい。こんな風に思えただけでも、褒めて欲しい」なんて、現代でいうツンデレと一緒ですよね。



◆ベートーヴェン
「燃える心を静めて二人の行方を考えよう。一緒に暮らすために、愛して欲しい。君への忠実な愛を信じておくれ。あなたは永遠、僕も永遠。いつまでも二人で。」


荒々しいメロディーを作り出すことで、奇才の音楽家とも言われていたベートーヴェン。だけど、ベートーヴェンの恋心は正反対に、相手を思いやる気持ちと、慈しむ気持ち、そして心から愛しているという思いが伝わりました。「あなたは永遠、僕も永遠、いつまでも二人で…」という言葉は、女子が大好きなsexandthecityの映画の中で、ビッグとキャリーが結婚を考える場面でも登場するほどの、愛の言葉です。



人を愛する気持ちは、いつの時代でも変わらず、自分よがりな思いと、好きな人を大切にする思いが混在する、何とも滑稽で可愛らしい思いだと感じました。

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(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)