なかなか妊娠しない…どうしたんだろう。それに、毎月痛かったりだるかったり悩みの種の生理。。それに…なかなか妊娠できない。女性にとってはどちらも大変つらいもの。原因はもしかしたら子宮内膜ポリープのせいかも。


【子宮内膜ポリープって?】
子宮内膜ポリープとは、子宮内膜の基底層に、局所的にエストロゲン(女性ホルモン)の感受性の高い部分ができて、粘膜が盛り上がってできたものです。これは直径1cmないくらいのものから、なかには10cmくらいの大きさになることも。

局所的に卵胞ホルモン(エストロゲン)の感受性の高い部分ができてしまう原因は、子宮内膜の働きが複雑なため、現在のところはっきりとはわかっていません。特別な自覚症状はなく、超音波検査などを行った時に、たまたま見つかる場合が多いとのこと


【どんな検査をすればいいの?】
子宮卵管造影検査や経膣超音波検査でなどで、子宮腔の異常が疑われるときは、子宮鏡検査をする事があります。これは卵胞ホルモン(エストロゲン)が活発に働く排卵の少し前の時期にしかできないので、予約しなければなりません。子宮の中を観察して、子宮内膜ポリープが単純性子宮内膜増殖症なのか、複雑性子宮内膜増殖症なのかを診断をします。

近年の細経子宮鏡(ヒステロファイバースコープ)が開発されて、麻酔や頸管拡張なしで身体に負担にならないも子宮腔内を検査できるようになりました。ポリープの大きさがどのくらいなのかで妊娠できるかどうかがわかります。子宮内腔全体がポリープに覆い尽くされてしまうと、不妊の原因になります。


【治療法は?】
では、どのように治療をすればいいのでしょうか。子宮鏡検査での診断が正しければ、子宮鏡を使って子宮内膜ポリープを切除します。日帰りでできる手術ですので心配することはありません。局所的な子宮内膜の過剰反応で出来てしまうものですから、エストロゲンへの感受性そのものが治るわけではありません。治療を行なっても再発することがあります。この手術をしたあと早く妊娠できるのが望ましいですね。


【エストロゲンって?】
ここで生理のメカニズムと子宮内膜について復習しておきましょう。排卵した卵子と精子が結合し受精卵となり、子宮内膜に着床すれば妊娠。妊娠しなかったときは、黄体ホルモン・卵胞ホルモンともに分泌が減少します。いらなくなった子宮内膜がはがれ落ち、血液といっしょに体外へ排出されます。これが生理です。妊娠しなかったときのホルモンの働きをみてみましょう。

生理は卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)という2つの女性ホルモンの分泌によって起こります。生理周期は約4週間(28~30日)を1サイクルとし、生理が始まってからおよそ14日目に「排卵」が起こります。卵巣の卵胞が発育するとエストロゲンが分泌され子宮内膜が少しずつ厚くなっていきます。排卵期 エストロゲンの分泌がピークに達すると、排卵が起こります。

分泌期(黄体期)
卵子が飛び出したあと黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されます。受精卵が着床する準備として、子宮内膜はやわらかくなり黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されます。子宮内膜はエストロゲンによって厚くなり、プロゲステロンによって質的に変化し、受精卵の着床に備えるという働きです。

内膜は、細胞や毛細血管、分泌液を出す分泌腺などが含まれた組織です。妊娠しなかった場合、血液を固まらせる凝固因子を破壊する酵素がでて、月経血となって、カラダの外に出てきます。ですが、酵素の働きが不十分で一部が凝固してしまうときもあります。子宮内膜に対してかなりいろいろな物質が働くことがわかります。これは各段階でうまくいかなくと、子宮内膜の異常がおきやすくなりやすいともいえます。


【子宮内膜ポリープの手術はどんな感じ】
子宮鏡検査とは外径が約3ミリ程度の内視鏡(細い管の先にカメラがついたもの)を、直接子宮腔に挿入して子宮を直視下に検査をする方法です。実際、手術を受けた人の感想はどうでしょうか。
全身麻酔でしたが、20分程で終わったかと思います。最後にタンポンを入れてもらい、痛み止めの座薬を入れてもらいました。生理痛のような痛みがありましたが、1時間くらい日帰りの手術で、その日のシャワーのみといわれました。次の日に消毒をしてもらっただけで、生活上で特に注意することもなく、いつもと変わりなく過ごせますとのこと。

我慢できないほどではないけれど痛みはあり、次の日も消毒しにいくので、ゆっくり日にちをとって手術してください。エストロゲンは年をとるにつれて分泌量が減りますので、出産後は、様子をみることが多いようです。年に一回は婦人科の検査をしてくださいね。

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